結果は以下の通り。(「F1通信」より)
ヴェッテルの速さが光る予選でしたが、それ以上に終了2分前に可夢偉のチームメートであるペレスがトンネル出口あたりのシケインにて大クラッシュを喫しました。
フリー走行3回目の記事には書いていませんでしたがフリー走行3回目にも2度大クラッシュ・赤旗中断があり、メルセデスGPのロズベルグが同じ所でクラッシュを喫してしまいます。
しかも、この日だけでも赤旗中断が3回。日曜日の決勝ではどうやら一波乱も二波乱もありそうな気がしそうでなりません。
今季5回目のPPを取ったヴェッテルでも抜けないモナコだから有利という訳にはいきません。速さも大事なのですが、今回ばかりはタイヤ戦略と手堅さがものをいうレースになります。
その後ろにはバトン、ウェーバー、アロンソと続いていますが、ハミルトンは7番手と出遅れが目立ちます。決勝ではスタートから第1コーナーまでのスタートダッシュにも期待したい所です。
可夢偉も13番手、こちらもスタートダッシュにかけたい所ですが、戦略面でもポイントの獲得を狙っていきたい所です。しかしそれ以上に気がかりなのが最初に書いたのですが、チームメートのペレスが大クラッシュを喫してしまったこと。無事なのは確認できましたが、決勝に出られるかどうかも気になる所です。
さて、優勝予想と行きましょう。
本命:ヴェッテル
対抗:ウェーバー
要注意:アロンソ、バトン
天候としては快晴なので問題はないのですが、何せ土曜日の時点で3回もの赤旗中断があることを考えると、決勝でも少なくとも1回以上はSCが出る可能性があると思います。そのSCによっても波乱のレースを展開としていくとするのであれば、簡単にポール・トゥ・ウィンという事になる可能性は低いでしょう。
決勝は波乱のレースとなるか、そしてそれがどれくらいになるのか、と言う所が注目点です。
コメント
F1 2011 第6戦 モナコGP 予選
ヨーロッパランド2戦目となる第6戦、モナコGP。モンテカルロ市街地コースでの伝統の1戦ですが、ツィスティで抜けないレースが今年はKERS+DRSで多少様子が変わるかも・・・なんて期待し …