結果は以下の通り。(「F1通信」より)
最短でも今回でチャンピオン獲得が決まるだけに、ヴェッテルの気合いも半端ではありません。予選Q3最初のアタックでベストタイムをたたき出し、それ以降は誰もこのタイムを上回れずすんなりPP獲得となりました。
この決勝では以下の条件でヴェッテルのチャンピオンとなります。
「ヴェッテルが優勝、かつアロンソが4位以下、バトンとウェーバーが3位以下」
予選のポジションを見るとウェーバーは2番手なのでチームメートの5位か6位後退、バトンとアロンソはこの順位のままであればいい。反対にマッサやハミルトンが2位に上がるとなると、優勝条件のできあがりとなりますが…逆転チャンピオンの可能性が残っているのでそううまくはいかないでしょう。
今回は優勝だけではなく、こういったようにアロンソやバトン、ウェーバーのポジションにも注目が集まりそうです。
しかし、今回はコースに難があります。フリー走行では開始時間遅れ、はたまた赤旗中断の起こった緩くなる「縁石」が、ドライバー達を苦しめるようです。
この予選でも可夢偉がその餌食となりました。Q2進出はなったのですが、終了9分前でこの縁石に乗り上げクラッシュ。赤旗中断となってしまいました。
決勝はチャンピオン争いだけではなく、コースの面でも一筋縄ではいかない。そういった戦いになりそうです。
では、優勝予想と行ってみましょう。
本命:ヴェッテル
対抗:ウェーバー
要注意:アロンソ、バトン
おそらくこの4台のポジションが大いにクローズアップされるレースとなりそうです。マッサやハミルトンなどはその4台に食い込みチャンピオンレースを演出させてくれるかも期待できそうです。
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