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2017年6月21日

戦始末

どんな戦いや行動にも「後始末」は必要であり、その後始末はいったい誰がやるのかと言うのもカギである。本書は戦国時代における戦の後始末であるのだが、その中でも「負け戦」の後始末は大変なものである。どのように大変なのかと言うと「負ける」というネガティブな感情もあれば、最小限に被害を抑えるというような実務的な負担もあるので、両方の意味で大変なものである。 その戦における後始末の中心的存在となるのが「しんが […]