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2017年11月25日

中原中也――沈黙の音楽

日本を代表する歌人でもあり、詩人であった中原中也は作品自体は寡作でありながらも、一つ一つが印象が強く、今もなお読み継がれている。その詩はあたかも音楽が奏でられているような感触がある。その詩は中原中也が生きていた時代、そして逝去した後にどのようにして語り継がれたのか、そのことを取り上げている。 第一章「無限の前に腕を振る」 詩の世界は無限であるのだが、その無限はいかにして醸成されていったのか、そのこ […]