天龍源一郎の世界一滑舌の悪い人生相談

人生相談であれば色々な人が行っているのだが、著者の人生相談は何とも特徴的である。おそらく聞き書きかもしれないのだが、その聞き書きを聞き取って文章化した方がいるのであればよっぽどの技術があるのかもしれない。2015年にプロレスラーから引退してから3年、今となってはタレントなどマルチに活躍している著者どのような人生相談に乗りアドバイスを行っているのか、そのことについて取り上げている。

1章「仕事の悩み」
仕事の世界には様々な悩みがある。その悩みに答えているのだが、2章や3章などでも同様かもしれないのだが、プロレスの世界、相撲の世界など著者自身のキャリアに絡めながら答えているところが特徴的である。

2章「人間関係の悩み」
人間関係もまた様々な変化があるのだが、その変化によって悩みを抱えたり、ストレスに思ったりする事もある。自分自身もその人間の一人であるのだが、その悩みに対して多くの人と関わっていることによっての効果も実体験と共に答えている。

3章「生き方の悩み」
人生は長いようで短く、短いようでいて長い。そのような人生の中で悩み出すことも少なくない。そんな中でどのような人生の岐路に立たされ、壁に立ち向かうことがあるのだが、どう乗り越えるのか、まさに天龍ならではの回答が散りばめられている。

4章「恋愛の悩み」
おそらく著者らしからぬジャンルなのかもしれない。そのジャンルに対してどのように答えていくのかというと、やはり著者のカラーが色濃く映し出されているといっても過言ではない。

5章「家族の悩み」
著者自身も家族の悩みがあったのかもしれない。家族に対して良くしたい、あるいは崩壊しかねないようなネックがある悩みもある。その悩みに対しても回答が文字通り「豪快」といった方が良いのかもしれない。
6章「その他の悩み」
著者自身のハスキーボイスや海外渡航、服装など、5章までの中でカテゴライズできないものの中でも選りすぐりのお悩み相談を取り上げている。

お悩み相談の本は結構あるのだが、人生に役立つようなものもあれば、一種のエンターテインメントのように面白味を追求するものもある。あくまで私の主観であるのだが、本書はまさしく後者の類いの一冊である。著者色の強い答えがあるのが非常に特徴的であり、時として笑ってしまうこともある一冊であった。

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