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2019年5月2日

駐在日記

警察の「駐在」というとミステリーのようなイメージを持ってしまうのだが、本書は決してそうではなく、駐在警官と地域住民との暖かな関わりを描いた物語である。 短編集ではあるのだが、連作であり、駐在警官が様々な人と触れ合うことによって、多かれ少なかれの事件はあるものの、殺人事件と言った重いものではなく、心温まるような出来事に遭遇すると言った、いわゆる本当の意味での「日常」が描かれている一冊である。 もちろ […]