日本人 植木等伝「わかっちゃいるけど、やめられない!」 「わかっちゃいるけど、やめられない」 これは植木等、ひいてはクレージー・キャッツのヒット曲の一つと言われている「スーダラ節」の一節である。 私は元々お笑いが大好きであったため、植木等については若干わかるが、植木等全盛期にできた「シャボン玉ホ... 2010.05.16 日本人書評
日本 幻の北海道殖民軌道を訪ねる―還暦サラリーマン北の大地でペダルを漕ぐ 「殖民軌道」という言葉はご存じだろうか。 北海道は江戸時代の後期、当時「蝦夷」と呼ばれていたとき、開拓のために敷設された特殊な交通機関、「鉄道もどき」とも呼ばれたものである。その「殖民軌道」は昭和47年に姿を消し、今やそれを知るものはごくわ... 2010.05.01 日本書評
日本史 世界危機をチャンスに変えた幕末維新の知恵 幕末はまさに「激動」とも呼ばれていた時代とも言え、既存の概念、幕府などが崩壊されていく中で志士たちの活躍が目立った。欧米列強がアジア大陸へと侵攻していく中で日本はどうあるべきかを常に問われ続けた時代と言える。 一昨年に起こった「リーマン・シ... 2010.04.10 日本史書評
日本史 近代日本の陽明学 「陽明学」は16世紀に王陽明が成立させた儒教における学説の一つであり、「心即理」「知行合一」などを根本に挙げられている。知ったこと、思ったことを即行動に移し、自らの「知」を動的に理解する思想を指し、日本でも幕末から昭和にかけて数多くの有名人... 2010.03.25 日本史書評
世界史 ホモ・ファーベル―西欧文明における労働観の歴史 先日、厚生省で勤務時間が減少をしたというニュースがあった。景気とともに減少を続けているという。これはゆゆしきことなのか、喜ばしきことなのかというのは判断する当人の自由であるが、「平均残業時間」の統計をニュースで発表する所はどこかしらか日本ら... 2010.03.18 世界史書評
日本史 自由と平等の昭和史 一九三〇年代の日本政治 1930年代は、1929年に起こった世界大恐慌の後、その年代に代表されるのは「二・二六事件」「日中戦争(支那事変)」が挙げられる。1930年代から、日本軍(特に陸軍)の発言力が増し、軍人の閣僚・首相が誕生してきたのもその時代である。大きなタ... 2010.02.25 日本史書評
日本人 岡本太郎 「芸術は爆発だ!」の名言や、1970年に行われた大阪万博の「太陽の塔」でも有名であり、日本を代表する画家としてなくなった今でも、人気は衰えていない。 ちょっとしたこぼれ話であるが、芸人から画家に転身したジミー大西が画家として尊敬している人物... 2010.02.10 日本人書評
日本人 華より花 江戸における歓楽地の一つとして賑わっていた所には「吉原」という所があった。そこで遊郭が立ち並んでおり、女性による接待でもって武士や商人が愉しむ場としていた。しかしこの「吉原」は1966年に無くなったのだが、現在では日本最大のソープランド街と... 2010.01.18 日本人書評
日本人 坂本龍馬と幕末 株式会社イー・プランニング 須賀様より献本御礼。 今年のNHK大河ドラマは「龍馬伝」であるが、主演もさることながら、「龍馬」ブームが再燃化している昨今である。歴史・文化に関する検定はいくつもあるのだが、坂本龍馬に関する検定も存在しており、「... 2010.01.08 日本人書評
外国人 ココ・シャネルという生き方 もうすでに代表ブランドとして有名な「シャネル」。それを作ったのがガブリエル・ボヌール・シャネル、通称「ココ・シャネル」である。シャネルのことについて書かれている本は、ブランド、シャネル自身の生涯、シャネルの深層を暴くものなど数多くあげられる... 2010.01.07 外国人書評