歴史・地理

外国人

科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで

「科学」と「神学」、相反するように見えて、実は時代によって密接に関わってきたところがある。その理由の一つに中世~近世までの科学はキリスト教の影響を強く受けており、特に有名なところでは本章でも取り上げているガリレオなどが異端審問の裁判にかけら...
日本史

ペリリュー玉砕 南洋のサムライ・中川州男の戦い

今年で大東亜戦争が終結してちょうど75年を迎える。戦争の怖さについて語ることのできる方々も少なくなり、恐ろしさを知るとなると、当時の映像や書物だけとなると、悲しいものである。 本書は大東亜戦争において特に後期に起こったペリリュー島の戦い、通...
日本

江戸東京野菜の物語

日本の食糧自給率は38%(カロリーベース、2019年現在)で、そのうち東京における食糧自給率は長年1%と全都道府県中最下位である。そもそも東京には農業を行っているかという疑いの目もあるのだが、東京西部をはじめ、本書では江戸野菜、東京野菜を復...
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外国人

脳波の発見―ハンス・ベルガーの夢

ハンス・ベルガー(以下:ベルガー)はドイツの精神科医でありつつ、神経科学者であった。ベルガーは脳による情報の通信を始めて確認し、これを「脳波」と定義した人物でもある。その発見までの生涯と、脳波にまつわる論争があったとされているのだが、どのよ...
日本人

評伝 一龍齋貞水 講談人生六十余年

私事であるが、私は落語鑑賞を趣味にしている一方で、講談を聞いたことはほとんどない。また実際に生で聞いたことはこれまででたった一度だけである。その一度は高校の時の芸術鑑賞の授業の中で聞いたのだが、その時に聞いたのが本書で紹介する一龍齋貞水の講...
日本史

「勤労青年」の教養文化史

「勤労青年」と言う言葉はどのような存在なのかというと、戦後間もない時に、様々な理由から大学に進学せずに、集団就職で社会に出て働く青年たちのことを表している。その勤労青年たちは、東京へ上京することの憧れもあれば、大学における「教養」としての憧...
日本

台湾物語―「麗しの島」の過去・現在・未来

日本にほど近く、さらには親近感としても「近しい」国として知られる台湾。近頃は新型コロナウイルスの影響もあり、なかなか難しいのだが、旅行先として人気がある。実際に旅行のガイドブックでも台湾を中心としたものがいくつもあるほどである。 しかしその...
外国人

ヴィルヘルム2世 – ドイツ帝国と命運を共にした「国民皇帝」

ドイツ帝国最後の皇帝であり、プロイセン王国最後の国王でもあったヴィルヘルム2世は、一貫した帝国主義を主張し、第一次世界大戦の引き金を招いた。さらにその世界大戦で実権を喪失し、さらにはドイツ革命までもたらされ、退位・亡命し、生涯を終えると言っ...
日本人

ラストアイヌ 反骨のアイヌ歌人森竹竹市の肖像

アイヌ文化は内地と呼ばれる本州とは一線を画して独特の文化を育んでいった。最近では「ゴールデンカムイ」など多くの作品にてアイヌ文化が取り上げられ、認知が広がりつつある。 しかしアイヌはかつて「迫害」と呼ばれる歴史を辿ってきており、その度に抵抗...
日本人

12人の花形伝統芸能-覚悟と情熱

伝統芸能の場にて活躍する若者は少なくない。本書はその中から若手の台頭となっている12人の人物を取り上げ、伝統芸能に挑む覚悟と情熱を取り上げている。 第一章「尾上松也(歌舞伎俳優)」 音羽屋として六代目尾上松助を父に持つ尾上松也は、歌舞伎の活...
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