国際 東シナ海 漁民たちの国境紛争 「東シナ海」は沖縄を含めた南西諸島とユーラシア大陸に挟まれている海であるが、この海においてはしばしば中国にて様々な問題が横たわっている。最も有名なものとしては「尖閣諸島問題」もある。また資源に関してのことについて「ガス田開発問題」もある。 ... 2022.03.28 国際書評
国内 地方メディアの逆襲 メディアというと全国的に展開しているメディアはもちろんのこと、地域で発信している地方メディアがある。前者がよくメディアとして扱われるのだが、地方メディアも地方独自の視点から発信していることも多くある。 では地方メディアはどのような「視点」で... 2022.03.22 国内書評
国内 風俗嬢の見えない孤立 「風俗嬢」と呼ばれる世界があるが、その世界の中はあまり知られていないことが多い。知られているとしても、現状を本書をはじめとした書籍、もしくはドキュメンタリー番組にて知るくらいである。 風俗嬢の世界はわたしたちの知られざるヤバさと「孤立」が存... 2022.03.14 国内書評
国内 「一人で生きる」が当たり前になる社会 人は一人では生きられないと言ったことを聞いたことがあるが、それがだんだんと死語になりつつある。父と母の間で生まれ、様々な人に支えられるのだが、その後結婚することなく、生涯独身で人生を終えるといったケースも出てきており、最近では老後身寄りがな... 2022.03.12 国内書評
国際 Numbers Don’t Lie―世界のリアルは「数字」でつかめ! 世の中には色々な「数字」がある。もちろん人によっては数字が得意な人もいれば、苦手な人もいる。しかしその数字をいかに読み解くかによって、世の中の見え方も変わってくる。その見え方をいかにしてつかんでいくか、本書は森羅万象の「数字」を読み解きなが... 2022.02.28 国際書評
国内 アルバイトの誕生―学生と労働の社会史 本書は労働にまつわる歴史のなかでも「アルバイト」にフォーカスを行っている。元々この「アルバイト」の語源はドイツ語における「労働」や「仕事」を「Arbeit」と綴られていたことから来ている。いわゆる年や月単位における期間限定の雇用形態を表して... 2022.01.24 国内書評
国内 超空気支配社会 日本は「空気」によって支配されていると言われても過言ではない。しかしそれは今に始まったことではなく、かつては「世間」と言う言葉に当てはめて、あたかも「空気」と同じように扱われた。 論者によってはこの「空気」について批判的に論じた人も少なくな... 2022.01.21 国内書評
国内 日本の食と農の未来 「持続可能な食卓」を考える 今年は「ラニーニャ現象」により、厳冬とも言われている。関東でも朝は氷点下になることもままあり、故郷である北海道では吹雪・大雪に見舞われ、場所によっては慢性的な交通障害も起こっている。 もっとも気象において「異常」と呼ばれるのは今に始まった話... 2022.01.19 国内書評
国際 失われた報道の自由 「報道の自由」は広げて良いのか、それとも現状維持か、プライバシー保護などで狭めた方が良いのか、それぞれの所から議論があり、解決の難しい課題と言える。昨年末にあった神田沙也加の自殺についての報道がまさにそれを考えさせられる題材の一つとしても挙... 2022.01.15 国際書評
国内 タテ社会と現代日本 今年の10月12日に本書の著者である中根千枝が逝去した。94歳だった。 女性初の東大教授、学士院会員、そして文化勲章受章と多くの栄誉の足跡を歩んできたが、その根底として、古来から日本にあった「タテ社会」の研究に終始した。その結晶が1967年... 2021.12.30 国内書評