書評

書評

涙の文化学―人はなぜ泣くのか

「悲し泣き」「嬉し泣き」「怒りの涙」「感動の涙」 「涙」というのはいろいろな表情から使われることがある。「喜怒哀楽」という四字熟語があるが、「楽」以外はすべて涙は当てはまる。「涙」は悲しいことだけではないということがよくわかる。 では「なぜ...
書評

ロビンソンくるぞ

本書のタイトルが、ダニエル・デフォーの「ロビンソン・クルーソー」を捩ったように思えてならない。しかし本書の主人公のあだ名が「ロビンソン」というのだから本書のタイトルがこうなるのは仕方がないと思う。 本書はロビンソンと家庭教師の三郎さんとのド...
哲学

化粧と人間―規格化された身体からの脱出

もはや「化粧」は女性にとって欠かせないものとなり、小学生でも化粧をするようになった。「化粧術」といった本やセミナーといったものは至る所で行っている。もはや生活の一部となっている化粧をどのようにして教育するべきか、どう教えるべきなのかの必要性...
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書評

GO!GO!ベジ+ごはん

五十嵐豪氏の最新刊である。 野菜を使って料理をするとはいっても、その人が野菜嫌いであったり(私はそうじゃありませんが)、家族持ちであれば子供が嫌いだったりと何かと敵視される。 料理を作る方も作る方で煮たり焼いたりするのにも時間の加減が分から...
仕事術

コンサルタントの「質問力」

「質問」というのは仕事の場においてもプライベートの場においてもつきまとうものである。本書のタイトルである「質問力」は私としてもぜひ磨いておきたい技術である。 本書はコンサルタントの立場から見た「質問力」の鍛え方について伝授した一冊である。本...
国内経済

フードセキュリティ―コメづくりが日本を救う!

現在日本の食料自給率は40%である(カロリーベース)。大概の人は「低い」という答えが返ってくるだろう。私達が食べている食料の半数以上は輸入に頼っているという計算になる。その海外では干ばつや台風、洪水といった異常気象というのが頻繁に起こり、安...
哲学

脳と気持ちの整理術―意欲・実行・解決力を高める

「気持ちの整理」というのは仕事をやっていくことだけではなく、ありとあらゆる場でも大切なことではあるが、いかんせん気持ちの切り替えというのはどうすればいいのかわからないという人も結構いることだろう(私も以前はその一人だった)。 本書は脳を中心...
国内

創刊の社会史

日本には約3000冊もの雑誌があるという(p.15より)。しかしその中で創刊や復刊、休刊や廃刊になることが頻繁にあり、一昔前の「モー娘。」のように出たり入ったりせわしないほどである。 本書はその中でも「創刊」についてフォーカスをした一冊のよ...
書評

「裁く」ための練習帳―裁判員の必読本

もうじたばたしても明日21日から「裁判員制度」が開始される。裁判員制度については、当ブログで紹介してきたが、その中でも関連性の大きいものをピックアップしてみた。 「なぜ僕は「悪魔」と呼ばれた少年を助けようとしたのか」 「アメリカ人弁護士が見...
書評

手帳進化論―あなただけの「最強の一冊」の選び方・作り方

手帳の使い方というのは人それぞれ違う。違うからでこそ誰もが「自分だけの手帳」を作りに、手帳術というノウハウ本を探したり、最近では著者が作った手帳にすがるという人もいるだろう。 本書は手帳の選び方、作り方について様々なケースを網羅しながら紹介...
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