書評

日本史

対論・異色昭和史

2009年4月、ジャーナリストの上坂冬子氏が肝不全のため亡くなった。78歳である。 上坂氏といえば三宅久之氏、櫻井よしこ氏と並ぶ保守派の大論客といわれており、とりわけ今も紛糾している北方領土問題には積極的に提言をする論客である。その姿勢はも...
書評

メゲナイ人は「単純」に考える!

今日は「ストレス社会」と呼ばれており、仕事の内容自体も複雑化してきている。当然思考も単純なものとなくなってきているため考えていくだけでもだんだんと後ろ向きになってしまっている。そして俗に言う「メゲる」状態、ネガティブな状態に至ってしまう。で...
仕事術

理系アタマのつくり方

私は文系大学出身であるが、数学など理系の講義も数多くあったため、文系と理系の二足わらじといった考えでも差支えない。私は理系出身ではないのだが、一応「理系」のことについては片足を突っ込んだことがあるので、ある程度理系の考えていることはわかる。...
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スポーツ

新体操はスポーツか芸術か

新体操というと、音楽とともに柔軟な体でもって美しい演技を披露し、技術点と芸術点の高さを競うスポーツである。本書の新体操のみならず、シンクロナイズトスイミングや冬季競技に至ってはフィギュアスケートといったものも芸術的なスポーツ競技は存在する。...
哲学

できる大人の“一筆添える”技術

今やパソコンやメールといったものが中心となっている時代である。パソコンが誕生し、インターネットが庶民の間で急速に普及しだしてから、メールという文化によって世の中は便利になった。 同時に昔からあった「手紙」などの「肉筆」の文化が荒廃の足音が聞...
日本史

菊の御紋章と火炎ビン―「ひめゆりの塔」「伊勢神宮」が燃えた「昭和50年」

「ひめゆりの塔」というと沖縄戦、とりわけ終戦前の激戦地、さらには日本領土の数少ない戦場でもあった。その中での戦争の悲しみやいざこざが起き、今でも歴史認識問題により、大江健三郎の「沖縄ノート」問題、「戦陣訓」の一文を守り通すための自殺の強要と...
国内

メディアの発生―聖と俗をむすぶもの

「メディア」というと皆さんは一体何を思い浮かべるだろうか。 おそらく大多数の方々は「新聞」や「TV」や「インターネット」といったものを思い浮かべるだろう。 確かに「伝える」という観点で「メディア」として成り立っているようだが、本当のメディア...
書評

女子大生会計士の事件簿

今日28日に行われる「さおだけ屋と女子大生@UNDERGROUND」。その準備も兼ねてか山田真哉氏の本を取り上げようと思う。山田真哉氏は著書はかなり多く、わかりやすさと奥深さで評判であるが、私はというと山田氏の本をいくつか読んだことはあるの...
国防・軍事

戦争と権力―国家、軍事紛争と国際システム

文明が起こってからゆうに数千年の時が流れた。その中では数え切れないほどの戦争や紛争などの諍いや争い事が起こったのは言うまでもないことである。 その悲しみに巻き込まれればその仕返しのごとく戦争をする。実際に「戦争をやめよう」と大々的に取り上げ...
国内

出版と自由―周縁から見た出版産業

本書は出版ニュース社から出ている「出版ニュース」から月1回連載されている「ブックストリート・流通」欄で取り上げたものを集積した一冊である。 ここ最近では「出版不況」と呼ばれているだけに出版業界内部の実情をありのままに描いている。 「出版と自...
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