国内 団塊モンスター―“妄走老人”たちの事件簿 価値観や常識は時代とともに移ろいで行く。しかしその時代に取り残され、昔の価値観や常識を振り回し、周りを辟易する人がいるのだという。本書のタイトルは「団塊世代」におけるそのような人たちにスポットライトを当てているが、すべての「団塊世代」ひとが... 2012.06.22 国内書評
国内 近所がうるさい!―騒音トラブルの恐怖 「ご近所様」という言葉はもはや「死語」なのだろうか。 「近所迷惑」になるようなことがもはやニュースで取りざたされるほどの「事件」になることも最近では多くなってきている。「近所迷惑」という訳でも無いが、「騒音被害」としては直近でも羽田空港の再... 2012.06.21 国内書評
国内 自然災害とストレスマネジメント それでも僕らは歩み出す 「被災地から被災地へのエール」 本書はそのための一冊と言える。阪神淡路大震災では崩壊した瓦礫による圧死を中心に約6500人もの命が失われた。それだけではなく、その災害により、多大なストレスに押しつぶされ「震災関連死」により自殺する人もいた。... 2012.06.08 国内書評
国内 「嫌消費」不況からの脱出 一昨年の話に遡るが「「嫌消費」世代の研究――経済を揺るがす「欲しがらない」若者たち」という本で、私たちの世代の「嫌消費」について分析を行った一冊を紹介したが、本書はその続編として「嫌消費」世代が台頭したとき、その不況から脱出する方法を提言し... 2012.06.07 国内書評
国内 子どもの声を社会へ――子どもオンブズの挑戦 「子どもに人権はいらない」 2008年1月27日放送分のに「たかじんのそこまで言って委員会」にて政治評論家の三宅久之氏の発言である。その言葉に関して賛否はどうかというのはここで控えておくが、子どもに人権は必要なのか、というのはこのときから考... 2012.06.05 国内書評
国際 ピア・ボランティア世界へ―ピア(仲間)としての障害者の国際協力 「ピア」は直訳すれば「仲間」 障害者同士の仲間やそこから派生するカウンセリングやワーキング、そしてボランティアがある。既存のボランティアやカウンセリングといった単方向なものではなく、むしろ双方向でお互いの心などをケアすることを指している。 ... 2012.06.03 国際書評
国内 絶望の国の幸福な若者たち 雇用不足や貧困化、さらには人間関係の「希薄化」が目立ち、「絶望」と言う言葉も現れ始めた。とりわけその割を食らっているのが私たち「若者」と呼ばれる世代である。 しかしその「若者」も一世代、二世代上の人々から「近頃の若い者は~」というような「俗... 2012.06.02 国内書評
国内 人を助けるすんごい仕組み――ボランティア経験のない僕が、日本最大級の支援組織をどうつくったのか 東日本大震災が起こってからまもなく、国内外からボランティアが被災地入りした。しかし福島第一原発の事故からボランティアに行くことを取りやめたり、住民にとって迷惑を被ったりする人・団体もおり、それが復興の足かせになることさえもあったのだという。... 2012.05.31 国内書評
国内 それでも東北は負けない ~宮城県知事が綴る3・11の真実と未来への希望~ 2011年3月11日、東北・関東地方を中心に強い地震に襲われた。その後未曾有の津波が襲われ多くの命や家屋を飲み込んだ。福島第一原発のメルトダウンも併発し、全国的に電力不足に発展するなどに見舞われた。特に東北地方では第一原発のメルトダウンによ... 2012.05.20 国内書評
国内 劣化する日本 再生への10のシナリオ 日本には様々な問題を抱えている者の、それらを解決に向けて動いているとは言いにくい。もっとも政府は政権の奪い合いや増税などのせめぎあいばかりに集中し、それ以外の政策や対策などを打つ暇がないほどである。対策が後手後手に回っていくうちにそれらの問... 2012.05.09 国内書評