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数学

数字の嘘を見抜く本~カモにされないための数字リテラシー~

よくメディアやビジネスなどでは「数字」がよく使われる。この数字は実際にあるものから、計算したものまで使われるため、信ぴょう性が高いようなイメージが持たれる。 しかしその「数字」は単位を変えるなどにより、それが「嘘」となるものもある。見方もあたかも万華鏡のごとく、見え方によってはすごいように見えても、ひとたび単位などの見方を変えるとたいしたことない、あるいは悪いようにも見える。本書は巷にある「数字」 […]

子どもの算数、なんでそうなる?

皆さんは「算数」が好きかどうか聞かれたときにはどう答えるのだろうか。私は小さい頃から好きでもあり得意科目だった。しかしながらなぜ大学で文系になったのかはツッコミどころであり、答えにくい所である。 私事はさておき、算数の授業の時はどうしてなのかわからずに、公式を覚えたり、本書で取り上げる「九九」を覚えたり、と言ったこともあったのだが、大人の立場になってくると、「なんでそうなるの?」とつい思ってしまう […]

社会の仕組みを信用から理解する―協力進化の数理

社会の仕組みは途方もなく複雑である。それは数学的な観点から説き明かすにしても、解き明かせるような公式などがないためである。 しかしできないのはあくまで「社会全体」であるだけで、社会の仕組みの一部を取り上げるにはゲーム理論などにて割り出すことができる。本書はゲーム理論をはじめとした数学的な理論のほかに、どのように社会の仕組みが成り立っていくのか、そのなかに「信用」がどのようにして入ってくるのかを取り […]

統計学 最高の教科書 現実を分析して未来を予測する技術を身につける

「統計学」自体は、過去のデータを分析し、未来を組み立てる上で重要な学問の一つである。最も統計学というと、数学の一部であり、確率や分布、検定、相関といったものがあり、数学が苦手な人にとっては鬼門の学問とも言われている。しかしながら統計学は数学とは違い、特徴を抑えておくと、これほど便利な学問はないと言える。では統計学として学ぶべき確率やデータはどのようなものなのか、本書は教科書として解説を行っている。 […]

虚数はなぜ人を惑わせるのか?

数学の授業をディープに行っている方であれば少しは聞いたことがあるのかもしれない。本書で紹介するのは「虚数」と呼ばれるもので、高校の授業では「複素数」の中で取り上げられることが大いにある。本書はその虚数の世界について取り上げている。 第1章「虚数はどこに存在するのか」 1・2・3・・・など実際の数字があるものなど、計算における加減乗除ができる数のことを「実数」と指す。一方でその実数ではないものを「虚 […]

数学的推論が世界を変える 金融・ゲーム・コンピューター

今となってはコンピューターやシステムなど様々な要素で便利になっているのだが、そこには「数学的推論」とよばれるものが多くあり、なおかつ、それが世界を左右されているのだという。数学が苦手な人から見ると拒否感を持ってしまうのだが、実際に今の便利な世の中になっていくためには数学は必要なものである。その要素、そして「数学的推論」とはいったい何か、それが社会にとって度のように役立つのかを論じているのが本書であ […]

サンプリングって何だろう――統計を使って全体を知る方法

統計をする、あるいは研究をする際に「サンプリング」と言ったものがある。そのサンプリングをすると言っても、研究初心者の方々にはどうやってやればいいのか、なぜそれをやらなくてはいけないのか分からないと思ってしまう(大学生の時分、私もそうであった)。特に科学的な研究をする際にはサンプリングは非常に重要なものであるのだが、それは何を意味しているのか、そしてサンプリングの方法は社会的な観点、科学的な観点とで […]

恋する統計学 [推測統計入門]

統計学の中には様々なものがあるのだが、その中でも本書では「推測統計」について取り上げている。もっとも推測統計は母集団と呼ばれるデータから予測を立てる。その予測は最小から最大といった所に至るまでの予測を網羅していきながら算出するというものである。もっともその推測にも「公式」があるのだが、その公式はどのようなものか、本書は推測統計の色々な統計方法を伝授している。 Chapter1「データの背後にある集 […]

世の中が見えてくる統計学

私自身大学時代、統計学を専攻してきた。大学を卒業して来年で10年経つのだが、統計に関する知識はある程度残っている。もっとも統計を取ることによって見えてくる世界も結構変わってくることもある程度知っている。 話は変わるが、統計学についてはビジネスでも注目を浴びており、統計に関するビジネス書が続々と出てくる。もっとも統計学は数字の羅列のように見えるのだが、そのすうじでもって見えてくるものもある。本書はそ […]

ぼくらは「数学」のおかげで生きている

私自身は数学が得意なためあまりそういった思いがないのだが、数学を苦手としている人は数学が無くなればよいと考えている人が少なからずいる。しかし数学は日常生活の中に必ずと言ってもいいほど存在しており、なおかつ数学における「定理」や「公式」もまた浸透しているのだという。本書はなぜ私たちの生活の中で「数学」が浸透してきたのか、 PERT1「ぼくらは大昔から「数学」に助けられてきた!」 日常生活の中で数学は […]