日本人 <できること>の見つけ方――全盲女子大生が手に入れた大切なもの 本書を取り上げる前に、どうしても取り上げなければいけないものがある。 それは今年の9月8日、埼玉県の川越駅で、県内の盲学校に通う全盲の女子生徒が何者かに蹴られ全治3週間の重傷を負った。ケガを負わせた犯人は後に逮捕されたが、犯人は軽度の知的障... 2014.12.21 日本人書評
医学 おなかの赤ちゃんは光を感じるか――生物時計とメラノプシン 「お腹の赤ちゃんはどのような世界を見ているのだろうか?」 その疑問について私自身も分からなかった。最も胎児の時は目も耳も発達していないため、どういったものが見られるのか全く分からなかったためである。しかし、胎児の視点からどのように光を感じる... 2014.12.20 医学書評
哲学 死ぬまでに知っておきたい 人生の5つの秘密 私自身人生は30年しか歩んでいない。そのため人生とは何かについて語ることは非常に難しい。その理由はまだまだ分からないことがあるからである。 その「分からない」部分について、本書を通じてどこまで補完できるか分からないが、人生において大切なこと... 2014.12.19 哲学書評
哲学 ニーチェはこう考えた 4年前に「超訳 ニーチェの言葉」と言う本が大ベストセラーとなった。その中で「本書はあくまでスタートラインである」と言うことを書いた覚えがある。 私事はさておき、ニーチェの代表作とすると「ツァラトゥストラはかく語りき」という作品がある。本によ... 2014.12.18 哲学書評
書評 自分力を高める 巷の本屋を覗いてみると「○○力」というような本が目に付く。大概はビジネスに関すること、さらには生きることに関することが多いのだが、本書も例外なくビジネスでありながらも、「生き方」と言うところにも着目している。しかも岩波ジュニア新書からだして... 2014.12.17 書評自己啓発
書評 「メジャー」を生みだす マーケティングを超えるクリエイターたち 角川書店 岸山様より献本御礼。 マンガやアニメ、さらには歌などのカルチャーを「サブカルチャー」と呼ばれるのだが、数年前から論者によって、「ポップカルチャー」と呼ばれる事がある。そういったカルチャーが「オタク」と呼ばれる方々のために作られるこ... 2014.12.16 書評芸能
国内 「あいつらは自分たちとは違う」という病~不毛な「世代論」からの脱却 「あなたとは違うんです」 確か数年前に首相になった人が首相を辞任した時に言った言葉である。この言葉は本書で言う「世代論」とは異なるのだが、世代について差別する際に数年前に首相だった人の発言をそのまま言う人も少なくない。世代論というと先の言葉... 2014.12.15 国内書評
エッセイ 生きるとは、自分の物語をつくること 自分自身「生きること」で悩むことが多い。その「生きる」とは何なのか、それは全くと言っても良いほどわからないことがある。しかし本書は「自分の物語をつくる」ことにあるという。確かに様々な自伝が存在しており、それらがあたかも「物語」のごとく書かれ... 2014.12.14 エッセイ書評
書評 お金と時間と場所に縛られず、僕らは自由に働くことができる。 人は誰しも「現状から抜け出したい」と言う感情を持つ。しかし会社員勤めだと、様々な制約があって、自由に働くことができなくなり、フリーの立場になると、仕事を取るのに必死になり、会社員とは違った制約がかかってしまう。 しかし自由に働くための方法と... 2014.12.13 書評自己啓発
書評 かなり変だぞ「クラシック通」 私自身クラシックを聴くことが多いのだが、本や雑誌を読んだり、実際に演奏会に行ったりしてみると、「クラシック通」なるものがいる。私自身も中学の頃からずっとクラシックに触れているのだが、別に「クラシック通」と言うわけでもなく、あくまで「クラシッ... 2014.12.12 書評音楽