1968年を知らない人の『1968』 1968―世界が揺れた年 「1968」 その年は世界的にも激動の年であった。これまで当ブログでは日本、アメリカ、そしてヨーロッパ各国について取り上げたが、本書はその総集編というべきところで1968年が始まったときから「プラハの春」、メキシコオリンピックが開催された「... 2013.02.24 1968年を知らない人の『1968』シリーズ企画国際書評
『貞観政要』を読む シリーズ「『貞観政要』を読む」~6.巻五<仁義><忠義><孝友><公平><誠信>~ <仁義第十三> 巻五の最初は、人間としての根本の一つである「仁義」とは何かについて君臣と臣下が議論を行ったところです。 ---------------------------- 貞觀元年,太宗曰:「朕看古來帝王以仁義為治者,國祚延長,任法禦... 2013.02.23 『貞観政要』を読むシリーズ企画
日本人 30歳キャリア官僚が最後にどうしても伝えたいこと メディアやコメンテーター達が中心となって官僚叩きを起こしており、その風潮は止まりそうにない。 しかし当の官僚達はどのような心境で受け止めているのだろうか、どうして働いているのだろうか、本書は「元官僚」として、官僚の仕事とは、政治家と官僚の関... 2013.02.23 日本人書評
『貞観政要』を読む シリーズ「『貞観政要』を読む」~5.巻四<太子諸王定分><尊敬師傅><教戒太子諸王><規諫太子>~ <太子諸王定分第九> 君子の子供である太子との接し方について説いた章です。 ---------------------------- 昔魏武帝寵樹陳思,及文帝即位,防守禁閉,有同獄囚,以先帝加恩太多,故嗣王從而畏之也。此則武帝之寵陳思,適所... 2013.02.22 『貞観政要』を読むシリーズ企画
エッセイ 丘の上の邂逅~三浦綾子生誕90周年記念出版 「氷点」「銃口」などの代表作の著者である三浦綾子。その三浦氏は旭川市出身であり、一時期を除き、生涯旭川にすみ続けた。旭川の歴史そのものを知り、作品の中で表現をしている。 本書は三浦氏の生誕90年を記念して、遺稿の中から三浦氏の人生の大部分を... 2013.02.22 エッセイ書評
『貞観政要』を読む シリーズ「『貞観政要』を読む」~4.巻三<君臣鑒戒><擇官><封建>~ <君臣鑒戒第六> 巻三の最初は君臣としてのあり方・戒めについてのやりとりを取り上げたものです。 ---------------------------- 貞觀六年,太宗謂侍臣曰:「朕聞周、秦初得天下,其事不異。然周則惟善是務,積功累德,所以... 2013.02.21 『貞観政要』を読むシリーズ企画
書評 日本人が知らない世界のすし 「寿司」は日本の食文化の代表格の一つとして挙げられる。 「寿司」は海外でも広く認知されているのだが、海外で生まれた「寿司」も存在する。そのネタには「アポガド」や「フルーツ」「チョコレート」など日本における「寿司」から見たら「邪道」と返されて... 2013.02.21 書評民俗・風評
『貞観政要』を読む シリーズ「『貞観政要』を読む」~3.巻二<任賢><求諫><納諫>~ <任賢第三> 第二巻の最初は「任賢」ですが、ここでは君主に使え、諫言を行った臣下たちを詳しく紹介しております。 1.房玄齡 ---------------------------- 房玄齡,齊州臨溜人也。初仕隋,為隰城尉。坐事,除名徙上郡。... 2013.02.20 『貞観政要』を読むシリーズ企画
国内 「生き場」を探す日本人 今も昔も日本を離れ、遠い異国の地で働く・暮らす日本人はいる。老後に裕福な余生を過ごす人や家庭もあれば、新天地や刺激を求め、海外で働く・学ぶ方々もいる。さらに、日本に絶望し、口悪く言うと、自ら捨てて、逆に捨てられ異国にゆだねるようなことさえ起... 2013.02.20 国内書評
『貞観政要』を読む シリーズ「『貞観政要』を読む」~2.巻一<君道><政體>~ さて、今日から貞観政要の中身に入っていきます。ただ、全文取り上げる事は難しいため、それぞれ重要なエッセンスとなるところを取り上げ、解説していく形といたします。漢文も取り上げますが、あくまで「解説」ですので通釈や古語訳、日本語訳はしません。ご... 2013.02.19 『貞観政要』を読むシリーズ企画