ミステリー つながりません スクリプター事件File 映画の撮影を行った方、あるいは映画についてマニアックな知識を持たれる方は知っているのだが、そもそも映画は様々なシーンを撮影を行い、その撮影したシーン・様子などをつないでいき、1本の映画を作っていく。その「つなぎ」の管理を行うのが「スクリプタ... 2022.09.29 ミステリー書評
書評 つながりの蔵 人には必ず、何かしらの「つながり」を持っている。親子にしても兄弟姉妹にしても、友人にしても、職場・学校の人間関係にしてもである。本書はとある小学生が家の外れにある蔵が舞台である。小学生は父を亡くし、母と兄弟とで暮らしていた。その哀しみを隠し... 2022.08.27 書評青春
インターネット 寄り添うツイッター わたしがキングジムで10年運営してわかった「つながる作法」 ここ最近、私のマイブームとして企業公式ツイッターを観ることである。企業によっては真面目に告知だけを行っている企業もいれば、法令遵守の範囲内で荒ぶる企業(どこの地域のどこの企業かは言及しないが)もいる。実際に後者の方がかなり面白くあり、なおか... 2020.09.20 インターネット書評
システム さよならセキュリティ つながり、隔たる、しなやかなセキュリティの世界 インターネットが隆盛し、もはや当たり前のものとなっている存在になったのだが、その分「セキュリティ」が重要なものになってくる。とくにIoT(モノのインターネット化)が進んでいくにつれ、重要度がますます増してくる状況にある。セキュリティというと... 2020.03.07 システム書評
哲学 広く弱くつながって生きる つながりを持って生きることは必要であるのだが、「つながり」は広さ・強さの度合いによって異なる。中には狭い中で強いつながりをもって生きる人もいるのだが、私や本書のように「広く弱く」といったつながりを持つと言った人もいる。もっともつながりを持つ... 2019.01.13 哲学書評
ミステリー 虹の向こう 本書のタイトルを直接英訳すると「Over The Rainbow」とある。もちろん表紙にも記載があるのだが、「オズの魔法使い」を連想するようなタイトルである。本書は4編の短編小説である。その短編は一つ一つ本書のタイトルの一部、それにも似たよ... 2017.12.27 ミステリー書評
国内 助けあう豊かさ 本書のタイトル・中身を見てふと3年B組金八先生の言葉を思い出す。 「「人間」っていうのは、人と人の間で生きているから、「人間」っていうんじゃないかな」(ドラマ「3年B組金八先生」第1シリーズより)人と人の間にあるのだから、人は一人では生きて... 2017.09.13 国内書評
書評 ファミリー・レス 「○○レス」という言葉をよく聞くのだが、家族の存在が無くなると言った「ファミリー・レス」を取り上げている。家族との憩いの時間が無くなる、あるいは家族の団らんや会話のないようないわゆる「仮面家族」のような印象を持ってしまった。しかし本書は家族... 2016.06.26 書評青春
日本 生き心地の良い町―この自殺率の低さには理由(わけ)がある 日本では毎年3万人以上の人が自殺をするという。なぜ自殺数が増えたのかというメカニズムは、「働き盛りがなぜ死を選ぶのか―<デフレ自殺>への処方箋」という本を取り上げたときに、「失われた10年」ないし「失われた20年」の時、それも特に97年金融... 2016.06.03 日本書評
宗教 さみしさサヨナラ会議 「さみしさ」と言う言葉は結構よく聞くのだが、心理的にどのようなものなのか、言葉で説明するのは難しい。唯一説明できるところとして辞書にある意味でしかなく、「1.あるはずのもの、あってほしいものが欠けていて、満たされない気持ちだ。物足りない。 ... 2014.04.13 宗教書評