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イギリス

仕事と人生に効く 教養としての紅茶

皆さまは「紅茶」はお好きでしょうか? ちなみに私はどちらかというとコーヒーをよく飲むのですが、紅茶も飲む時があります。どちらかというと「好き」と答えた方が良いかもしれません。 紅茶というとあまり知らない方であれば「ストレートティー」「レモンティー」「アップルティー」などの種類を連想しますが、少しかじった方ですと「ダージリン」「アッサム」「セイロン」などの種類を連想される方も多いでしょう。コーヒーで […]

孤独は社会問題 孤独対策先進国イギリスの取り組み

本書はイギリスが舞台であるのだが、日本でも「孤独死」が社会問題となり、内閣にも特命担当大臣として「孤独・孤立対策担当」が設けられるようになった。解決までの道は長く険しいものの、政治や経済、地域など様々な観点から解決への道筋を立てられるかにかかっている。 さて本書はイギリスにおける「孤独対策」であるのだが、政治に限らず王室も巻き込んでの対策を行っているという。 第一章「孤独担当大臣の創設」 「孤独」 […]

日本の分断 私たちの民主主義の未来について

もっとも日本に限らず民主主義国家は様々な意見があるなどの「対立軸」は存在する。イギリスの場合は労働党と保守党、アメリカの場合は共和党と民主党といった二大政党制の様相を持っており、日本でも与野党といったところで分断し、対立軸を生み出している。 その分断は果たして良いのだろうか、またその「分断」は日本と諸外国とでどのような違いがあるのか、本書ではそのことについて取り上げている。 第1章「日本人の価値観 […]

ノブレス・オブリージュ イギリスの上流階級

現在こそ民主主義で、かつ平等の社会になっているイギリスであるが、暗に「階級意識」といったものが残っている。もっともイギリスを始め多くの国々では「階級」が存在しており、上流・中流・下流などランク分けされていた。特に上流階級の中には「貴族」などもいる。本書ではその貴族を含めた上流階級はどのような存在で、かつどのような教育などを行われてきたのか、その歴史などを紐解いている。 第1章「貴族の称号」 貴族に […]

カラー版 王室外交物語 紀元前14世紀から現代まで

6月2日、イギリスのエリザベス女王が即位70周年を迎え、記念行事が実施された。イギリス、もといイングランドの王の中で最も在位の長い君主であり、世界的に見ても、日本の昭和天皇、タイのラーマ9世、スワジランドのソブーザ2世などごくわずかである。 イギリスには女王を始め王子・王女などの「王室」があり、海外において「王室外交」も存在する。日本では天皇陛下をはじめとした皇室があり、皇室を通した外交を「皇室外 […]

危機対応と出口への模索―イングランド銀行の戦略―

経済は日々刻々と変化をしている。その変化は許容できるものなら良いのだが、格差を広げる、あるいは実感なき景気を生み出すなど、好まざる変化を起こすようなことがある。 その経済はコントロールできない所もあるのだが、ある種コントロールを行っている所もある。それが中央銀行の存在である。日本では日本銀行が挙げられるのだが、経済的な役割を果たしているかは論者によっては首をかしげていることだろう。 さて本書はイギ […]

あきれた紳士の国イギリス

イギリスは、今年の1月31日をもってEU(欧州連合)を離脱した。これはヨーロッパの汎用化に反対したイギリスが国民投票を通じて離脱したのだが、経緯や核心については複雑なため、ここでは割愛する。 イギリスというとイメージとして「紳士の国」が強いのだが、実際にそうなのだろうか、ちょ写真が2011年から2016年までの5年間イギリスに在住して体感したことを綴りながら「紳士の国」の像に疑問を呈している。 第 […]

ジョン・ロック――神と人間との間

イギリスの哲学者であるジョン・ロック(以下:ロック)は「統治二論」を始め多くの政治思想を発表し、近世における「名誉革命」やアメリカ独立宣言、フランス人権宣言に大きな影響を与え、学問はおろか、アメリカ・イギリス・フランスの歴史の中で重要な位置を持った人物としても挙げられる。そのロックの思想はどのように醸成していき、影響を与えたのか、生涯と共に追っている。 第一章「生涯」 ロックはイングランドの南西部 […]

妥協の政治学 イギリス議会政治の思想空間

政治は妥協の産物であると言う言葉をどこかで聞いたことがある。もっとも政治を行うために様々な議論を通して落としどころを見つけ、そこに行き着くためにまた議論を重ねていく。もちろん思想には右左、あるいは保守・革新などの対立があり、その対立でもって議論を積み重ねていく。その中で妥協が生まれるのだが、そもそもなぜ妥協を生み出し、それが政治として司っていくのか、そのことを取り上げている。 第一章「「自由な統治 […]

イギリス解体、EU崩落、ロシア台頭

昨年の6月23日にEUをはじめとした世界的な出来事が起こった。その出来事と言うとイギリスにて国民投票が行われ、EU離脱を決定したというニュースである。そのことによってEUの社会的な立場、さらには離脱したイギリス、さらにはその周辺国にも大きな変化をもたらした。その離脱劇とEU崩壊、さらにはイギリス内部でどのようなことが起こっているのか、そのことについて取り上げている。 第1章「打算と誤解の離脱劇」 […]