メディア

哲学

公共哲学からの応答~3.11の衝撃の後で

「公共哲学」とは何なのか。調べてみると、 「「公共性」をキーコンセプトに、哲学・思想史・政治学・法学・経済学・歴史学・科学技術論などのタコツボ化された個々の学問を共通の土俵に乗せ、相互の知見を討議のこと」(山脇直司著『公共哲学とは何か(ちく...
時代

醜聞の作法

「醜聞」とは何か。辞書で調べてみると、 「その人の名誉や人格を傷つけるような、よくないうわさ。男女関係や金銭に関する評判など。スキャンダル。」(goo辞書より) 名誉毀損や人格否定などをするような醜聞は現在でも起こっており、とりわけネットで...
国内

ジャーナリズムが亡びる日―ネットの猛威にさらされるメディア

新聞・テレビ・雑誌などの既存メディアに関する「~離れ」が蔓延っている。事実新聞や雑誌の売上部数も右肩下がりであるという。ジャーナリズムというよりも既存メディアによる「ジャーナリズム」が衰退の一途を辿っていると言っても過言ではない。 その要因...
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インターネット

BUZZ革命

新年あけましておめでとうございます。2012年も「蔵前トラックⅡ」をどうぞよろしくお願い申し上げます。新年一発目はこの一冊です。 「BUZZ」とはウェブ空間の中で疾走する口コミのことを総称するものであり、SNSを使った新しい広告と言える。か...
国内

文化・メディアが生み出す排除と解放

「差別」にまつわる報道は今も昔も存在する。差別的な表現や言葉を発しただけでもニュースに取り上げられたり、謝罪、あるいは辞任に追い込まれるような報道まである。たった一言で人は傷つけられることはあるのだが、私はあきらかに「言葉狩り」を既存メディ...
国内

死のテレビ実験――人はそこまで服従するのか

私は最近TVを観ていない。つまらないからである。とはいえ大学生まではTVっ子だったため、TVにまつわるエピソードは色々とある。TV番組の中でおバカなキャラクターを嘲たりするような番組が増えているという。以前は「熱湯コマーシャル」などをはじめ...
国内

スマートメディア―新聞・テレビ・雑誌の次のかたちを考える

昨今ではインターネットを中心に既存メディアの批判が相次いでいる。にもかかわらず既存メディアは馬耳東風の如く相も変わらず、の調子である。 「メディア」に進化はあるのか、と言うと確かに存在する。インターネットの隆盛によりテレビや新聞、雑誌が軒並...
国内

熟慮ジャーナリズム ― 「論壇記者」の体験から

記者は記者でも様々な記者がいる。たとえば「政治記者」や「警察記者」などがいるのだが、以外にも知られていないのが「論壇記者」というものが挙げられる。では「論壇記者」とはどのような存在か、というと「社説」などを書く人達のことを挙げると容易に想像...
国内

GIGAZINE 未来への暴言

本書は「未来への提言」ではない。「未来への「暴言」」であり、あくまでGIGAZINEとしての意見をありのままに書くというポリシーの下で時には痛快に、時には過激に物事を斬るニュースサイトであり、最も影響のあるブログの1つである。私は本書に出会...
国内

情報から真実をすくいとる力

現在は神奈川県知事として辣腕を振るう黒岩氏であるが、黒岩氏と言えば「報道2001」を連想する方も多いことであろう。 本書は「報道2001」でのエピソード、フジテレビ報道記者、ディレクターのエピソード、さらには東日本大震災の著者の体験を織り交...
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