書評 そのひと皿にめぐりあうとき 「食」の状況は今と昔とで劇的に変化している。大東亜戦争後は敗戦の傷跡からの復興もあれば、戦争中から食糧難が続いており、食べたくても食べることができなかった時代。それ故か、その時代に生き抜いた方々からは「食べものを粗末にするな」という声をよく... 2022.10.03 書評青春
エッセイ バブル・コンプレックス 「バブル」の時代を知る人というと50代~60代あたりの世代、下だと40代後半でギリギリと言った所かもしれない。かくいう私は30代後半であるため、バブル崩壊以降の停滞した時代のところをよく知っているため、バブルがどれほど熱狂したのかメディアで... 2022.06.18 エッセイ書評
エッセイ センス・オブ・シェイム 恥の感覚 アメリカの人類学者であるルース・ベネディクトが上梓された本の中に「菊と刀」という本がある。これは1946年、ちょうど大東亜戦争が終わって1年後に上梓されたもので、日本の文化についてを説明した一冊である。その中に日本には「恥の文化」と定義され... 2022.04.20 エッセイ書評
書評 戦争体験と経営者 大東亜戦争が終戦して73年を迎える。既にその戦争を知る方々はだんだんと少なくなっている様相である。話が変わり本署に移るが、日本の経済を牽引してきた経営者の多くはその戦争を体験し、苛烈な体験を通じて日本の経済を復活させたことは言うまでもない。... 2019.03.12 書評経営・マーケティング
書評 成功する人は、なぜリッツ・カールトンで打ち合わせするのか?~あなたを超一流にする40の絶対ルール~ サンライズパブリッシング様より献本御礼。「成功する人」はよくある「普通の人」とは異なる部分があるのかもしれない。もっとも「成功」という定義は稼ぐことはもちろんのこともあるのだが、稼ぐ以外に事業をなしえることも、そして自分自身の思っていること... 2019.02.28 書評自己啓発
国内 日本人の価値観 – 世界ランキングを読み解く 日本人の価値観とはいったいどのようなものか。おそらく日本人ほどこの60年間で劇的に変わった民族はいないと言っても過言ではない。またバブルが崩壊したときも戦後間もないころから比べて振り幅は少ないものの変化は生じている。では諸外国に比べて日本人... 2012.05.07 国内書評
書評 読み替えられた日本神話 日本神話というと大概「古事記」や「日本書紀」である。元来日本神話で語られる文献は非常に多いものの「古事記」「日本書紀」で描かれていることほど日本を描いている作品はない。しかし本書でそれを覆そうとなるとは…。本書では中世から近世にわたっての日... 2008.07.10 書評民俗・風評