戦争体験と経営者

大東亜戦争が終戦して73年を迎える。既にその戦争を知る方々はだんだんと少なくなっている様相である。話が変わり本署に移るが、日本の経済を牽引してきた経営者の多くはその戦争を体験し、苛烈な体験を通じて日本の経済を復活させたことは言うまでもない。その経営者の戦争体験とその教訓からどのような経営を行ってきたのか、著名な経営者の姿とともに取り上げている。

第一章「戦地に赴くということ」
本章で紹介される経営者は昭和の経営の中でも燦然と輝く人物のうち堤清二(辻井喬)と中内功を取り上げている。

第二章「日本軍は兵士の命を軽く扱う」
戦争は兵士の命が軽くなることは、歴史を紐解いても明らかである。それは日本軍とて例外ではない。その戦争体験からいかにして乗り越え、命の扱いをどうしていったのか、それを体験した経営者を取り上げている。

第三章「戦友の死が与えた「生かされている」人生」
戦争は悲しみとともにある。それは戦友の死もまた然りである。その戦争を通じて、経営という戦いに活かし、そして大成した経営者を取り上げている。

第四章「終わらない戦争」
「戦争」という言葉はどこの世界でもつきまとう。それは武器でドンパチやるようなものもあれば、ハッキング・クラッキングといった情報やサイバー戦、さらには今の経営や業界トップを狙ったものに至るまで様々である。本章ではその体験と通じて、経済・経営という名の「戦争」で戦い続けた経営者を追っている。

戦争という死線をくぐり抜けているからでこその側面が本書で紹介されている経営者にはあるのかもしれない。経営もまた違った意味での「戦争」と考えるのであれば、著名な経営者の多くはその体験を通じていることが如実に表れている、そのことを証明した一冊なのかもしれない。

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