哲学 悪の哲学~ 中国哲学の想像力 「悪」とは何か。 「罪」を犯してからなのだろうか。それとも人間としてはずれたことをやってからなのだろうか。それは定かではない。 自らの「道徳」の中にある「善」と「悪」その二項対立の狭間は、何があるのか不明であるが、本書はその中で「悪」そのも... 2012.09.17 哲学書評
哲学 はじめて学ぶ生命倫理~「いのち」は誰が決めるのか 「命」あり方に関する考察は哲学や倫理学、宗教学など多くの角度から考察を行っている。本書はあくまで「倫理学」の立場から見た「命」を論じているが、「命」そのものの定義のみならず、「生」と「死」の定義や誰が決めるのか、についても論じられている。 ... 2012.02.17 哲学書評
国内 揺れるいのち―赤ちゃんポストからのメッセージ 今から3・4年前に話題となった「赤ちゃんポスト」、通称「こうのとりのゆりかご」が熊本県のとある病院にある。「赤ちゃんポスト」という名前が先行してしまい、その中で「子捨ての助長」や「命の希薄化」と言うような論調が並んだ。あれから数年、いま「こ... 2011.05.19 国内書評
国内 情報とメディアの倫理 情報媒体やメディアというのは絶えず進化している。しかしその中には倫理という大きなジレンマも存在するというのは周知の通りだが、そのメディアや情報における「倫理」というのは一体何なのか。それを本書が考察してくれている。 まず序章ではこの倫理の射... 2008.10.07 国内書評