医学 和漢診療学――あたらしい漢方 漢方は種類の数だけ効能があり、一つの漢方、あるいは漢方の組み合わせによって処方される。東洋医学の中で漢方は代表的な治療であったり、処方であったりする。一方で西洋医学も医療技術の進歩によってこれまで難病と呼ばれた病気が治療できるようになってい... 2015.12.13 医学書評
国内 ひと相手の仕事はなぜ疲れるのか―感情労働の時代 対人関係の仕事をするのはサービス産業の宿命であるのだが、その仕事は「感情」でもって仕事をする職業がほとんどである。しかしその感情を酷使するあまり、うつ病を始めとした「心の病」も発生している現状もある。 その現状を考えてみると、なぜそういった... 2015.11.22 国内書評
日本人 西表やまねこ診療所 「総合病院を飛び出し、ボクは島医者になった」 本書の表紙に小さく書かれている言葉である。著者は元々歯科医を目指していたのだが、幅広い医術を学び、実践できることから医師になった。その後総合病院に勤めたのだが、ある事情により島医者になった方であ... 2015.09.17 日本人書評
哲学 手綱、繋がる思い—馬は体と心のセラピスト 皆さんは「ホースセラピー」をご存じだろうか。いわゆる「乗馬療法」というものであり、よく言われているものとして、 「馬と触れ合うことで何となく元気をもらうもの」(p.2より) と言われている。あながち間違いではないのだが、それだけではなく、元... 2015.05.08 哲学書評
医学 治す! うつ病、最新治療 ──薬づけからの脱却 「うつ病」は21世紀になってから「国民病」と言えるほど、罹患者が年々増えており、自殺に追い込まれる、あるいは生きていたとしても、社会に復帰することができなくなった人も少なくない。 その「うつ病」を治療する、あるいは予防するために「薬」を使う... 2013.10.12 医学書評
国内 地域・施設で死を看取るとき 「終活」と言う言葉が広がりを見せている中で、「在宅死」をはじめとした色々な死に方を考える人もいる。それと同時に「看取り」と言う形で、もうすぐ死を迎える人に対してどのような形で看取っていけば良いのか、と考える人もいる。 かつては病院など医療の... 2013.08.26 国内書評
医学 こころを看取る~訪問看護師が出会った1000人の最期 医療や看護、介護も時代とともに変わってくる。医療だけではない、終末の迎え方もまた然りである。最近の経済週刊誌では「エンディングノート」のすすめまで取り上げられており、「医療」と「死」双方の考え方について改める必要がでてきた。 本書は訪問看護... 2012.10.30 医学書評
医学 ささえる医療へ 「医療」の形は多様化している。本書で紹介される「在宅医療」や「地域医療」もまた然りである。 本書の舞台は北海道夕張市、今から6年前に財政破綻をした市である。破綻を宣言した直後から北海道を中心に様々な特集や応援企画が組まれ一時大盛り上がりとな... 2012.06.01 医学書評
医学 超高齢者医療の現場から - 「終の住処」診療記 バブル崩壊のころから日本は「高齢化社会」と言われてきた。そして現在では総人口に対する高齢者の比率は20%に迫る勢いを見せ、「超高齢社会」と言われてもおかしくないほどにまでなった。 その時代だからでこそ「医療」や「福祉」が重要なものとなるが、... 2012.03.05 医学書評
医学 日本の医療制度 ―その病理と処方箋 日本の医療制度にまつわる問題は様々である。一つには「医師不足」、「新薬遅れ」、「混合診療」などが挙げられるが、本書ではその中から特に「新薬遅れ」「混合診療」について日本における問題の全容と海外での対応を考察している。 「新薬(承認)遅れ」は... 2011.04.25 医学書評