哲学 ヘーゲルを総理大臣に! (株)オトバンク 上田様より献本御礼。 それにしてもインパクトの強いタイトルである。何せ哲学者であるへーゲルが政治における要職中の要職に付いているのだから。「政治哲学」という学問があるが、その理論や哲学を政治の場において実践することができる... 2010.10.05 哲学書評
哲学 世界における人間 「人間とは何か?」 この論題は哲学という学問が存在し始めた時代、約2500年以上も前から問われ続けており、多くの哲学者がそれぞれの証明によって定義づけられてきた。それだけではなく、哲学から派生した科学や生物学、さらには「脳」やスピリチュアル... 2010.10.03 哲学書評
哲学 反西洋思想 「哲学」などの思想については古代ギリシャの頃から様々な形で枝分かれしながらも進化していった。そして思想同士の対立が生まれ、後に宗教対立を招き、戦争になった事も少なくない。 とりわけ毛沢東思想(共産思想)やイスラム原理主義は西洋を敵視していた... 2010.09.19 哲学書評
書評 勝利は10%から積み上げる かつて囲碁の最強棋士と呼ばれた人物として、本因坊秀策や高川格、藤沢秀行や坂田栄男、趙治勲や小林光一が挙げられた。そして現在、最強棋士を挙げるとすると張栩がいの一番に挙げられる。囲碁界史上初の五冠王、史上2人目のグランドスラム達成をしている。... 2010.08.20 書評芸能
哲学 自由論の討議空間―フランス・リベラリズムの系譜 社会思想の中で代表的なものに「自由論」というのがある。最も有名なところではルソーが挙げられる。主にフランスで唱えられた思想であるが、今でも思想の代表的な理論として取り上げられる機会は多い。 本書はフランスで栄えた自由論がどのように形成され、... 2010.08.05 哲学書評
哲学 世界を変えた、ちょっと難しい20の哲学 最近、ニーチェやゲーテの言葉に関する本が社会現象になっている。「名言集」に近いものであるが、哲学書をより読者寄りにという傾向にある。ベストセラーとなった「ニーチェの言葉」の書評でも書いたのだが、それらの本はあくまで本来ある哲学書の入り口に当... 2010.05.24 哲学書評
哲学 超訳 ニーチェの言葉 「ツァラトゥストラはかく語りき」「曙光」でおなじみのニーチェの名言集と言える一冊である。ニーチェの作品は大学・社会人に渡って何度か読んだことはあるのだが、哲学書の中でも難しい部類に入るほど読みにくく、一冊読むのにも時間がかかる。それもそのは... 2010.05.12 哲学書評
2009年 2009年年末恒例企画 vol.4 「人文」本ランキング 年間ランキングもいよいよ後半に差し掛かりました!!4日目は「人文部門」でございます。 人文というと「哲学」「倫理学」「心理学」が挙げられますが、当ブログでは他にも「歴史」や「人物」も人文に挙げています。人間としてどう生きるべきかという考えに... 2009.12.28 2009年年末恒例ランキング
哲学 人生の短さについて セネカはローマ帝国のユリウス・クラウディウス朝に生きた哲学者であり、政治家であった。セネカの生きた時代はちょうど紀元に当たる年であり、ちょうどローマ帝国が「パクス・ロマーナ」と呼ばれるほど覇権を手にしていた時である。 セネカはそのローマ帝国... 2009.11.18 哲学書評
書評 恋愛哲学者モーツァルト 本書のタイトルからして「?」という印象であるが、モーツァルトが書いた歌劇を見てみると「なるほどな」と言う印象であった。モーツァルトと恋愛は歌劇から連想されることがあるのだが、モーツァルトは歌劇を制作するに当たりどのような恋愛観を持っていたの... 2009.11.06 書評音楽