小説家

書評

みなさんの爆弾

人には誰しも、何らかの「爆弾」を持っているという。物理的に爆弾を持ってしまうと銃刀法違反にあたり逮捕されるため持っていないのだが、例えば怒りの導火線となる「逆鱗」もまた爆弾の一つである。もっと言うと、過去にあった出来事で生まれた「傷」をえぐ...
書評

食っちゃ寝て書いて

周囲から見ると、ぐうたらしているような毎日のように見える人もいる。本書の表紙は物語に出てくる売れない作家の日常を表した挿画である。 もちろんこれが作家の全てではない。小説を描くとなると、作品によっては、近頃は新型コロナウイルスの影響に...
書評

ガルシア=マルケス「東欧」を行く

本書の著者であるガルシア=マルケスはコロンビアの作家であり、4年前に逝去した。1982年にノーベル文学賞に輝き、なおかつ「百年の孤独」や「コレラの時代の愛」など多くの名作を生み出した。 そのマルケスは「記者」としての側面があった。戦後間も...
書評

ジャック・オブ・スペード

簡単に言うと「スペードのJ」であり、ハートのQ、クラブのKに並ぶほど有名なものである。いわゆる「トリックスター」と呼ばれるような要素であるのだが、「ジャック」という言葉というと19世紀末期のイギリスにてよく呼ばれた「切り裂きジャック(ジャッ...
書評

私とは何か――「個人」から「分人」へ

戦後から「個人」が尊重されて久しい。しかし個人主義は時として利己的になり、他人のことを敬うことがなくなってしまい、身勝手な事件や事柄が往々にして起こっている。 他にも「個人」と言うことが問われるようになった時、「私の存在」といった自分自身...
書評

ケータイ小説は文学か

ITジャーナリストの佐々木俊尚氏が書かれた「ケータイ小説家―憧れの作家10人が初めて語る“自分”」を今年の春に読んでそこから「ケータイ小説」に興味を持ち始めた。 あれから数冊ケータイ小説を読んだのだが、リアリティがあまりにも強すぎる作品ば...
書評

ケータイ小説家―憧れの作家10人が初めて語る“自分”

ITジャーナリストとして有名であり、最近では「電子書籍の衝撃」という本を上梓した佐々木俊尚氏であるがケータイ小説家に関しての本を出されたとは知らなかった。それ以上に本書の画像を見たらわかるが、佐々木氏の作品の中ではある種「異端」の様にも見え...
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