世界史 人種主義の歴史 昨今では「ダイバーシティ」といった、人種や境遇などの「多様性」が受け入れられている時代であるが、中にはまだ人種主義の考えを持つ人・団体も残っている。人種主義の団体としてはアメリカの「クー・クラックス・クラン」、オーストラリアの政党である「ワ... 2022.10.14 世界史書評
コミュニケーション うつりゆく日本語をよむ―ことばが壊れる前に 日本語は時代と共に絶えず「変化」する。このことは今も昔も変わっていない。しかしその「変化」に対して、批判的に主張する人も少なくない。その論調からか「日本語の乱れ」と称するケースもある。 日本語に限らず、言葉は時代背景の変化に順応することもあ... 2022.04.05 コミュニケーション書評
日本史 東京大空襲の戦後史 大東亜戦争時、東京にて空襲を受けたのは1944年11月から、1945年8月15日の終戦までで100回以上空襲を受けたのだが、特に大きなものとして1945年3月にあった空襲が特に規模が大きく、次章以降でも述べるのだが、多くの民間人が10万人以... 2022.03.20 日本史書評
日本人 大岡信 架橋する詩人 日本を代表する詩人、大岡信(おおおかまこと)が逝去してからもう4年経つ。詩集などで数多く活躍しているだけでなく、合唱曲の作詞も手がけてきたため、音楽を行ってきた私自身としては「作詞:大岡信」というイメージが強く残っている。とりわけ印象に残っ... 2021.11.16 日本人書評
世界史 ユーゴスラヴィア現代史 新版 ユーゴスラヴィアは南東ヨーロッパに位置している地域であり、かつては一つの国として存在していた。今は解体され「七つの国境、六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字、一つの国家」の集合体として形容されている。 このユーゴスラ... 2021.10.16 世界史書評
世界史 「オピニオン」の政治思想史―国家を問い直す 第一章でも同じように言及をするのだが、そもそもオピニオンは直訳すると「意見」である。もっとも最近では良くも悪くも話題となる週刊誌の中には「オピニオン誌」という側面も持っている。 このオピニオンこそ「政治思想」とは切っても切れないものであり、... 2021.10.07 世界史書評
国際政治 アメリカの制裁外交 今でこそ、バイデン政権に変わっており、その中での外交は行われているが、実際にどのような外交になるかはまだ未知数と言うほかない状況にある。 アメリカでは歴代大統領によって、外交が変わってきており、本書で紹介するような他国に対しての「経済制裁」... 2021.09.28 国際政治書評
日本 好循環のまちづくり! 最近では新型コロナウイルスの感染拡大により、国・都市・地方関わらず対応に追われ、まちづくりをおこなうにも労力が割かれ、なかなか実行するにも前に進むことができない現状にある。 しかしながら街づくりをどう行うか、そして活気のあり、好循環をもたら... 2021.08.21 日本書評
コミュニケーション モダン語の世界へ―流行語で探る近現代 日本語に限らず、「言葉」そのものは常々変化する。しかしその変化に許容せず、批判的に見たり、主張したりして「日本語の乱れ」といった主張ができあがる。「日本語の乱れ」自体は清少納言の「枕草子」の時代からあり、今も昔も存在している。 しかし日本語... 2021.08.18 コミュニケーション書評
書評 倒産法入門―再生への扉 新型コロナウイルスの感染拡大により倒産が相次いでいる、と言うニュースが流れるのだが、実際の統計では2020年度(2020年4月~2021年3月)では7809件で2000年以降では「最少」だった(「帝国データバンク」より)。コロナ関連の倒産も... 2021.07.26 書評法律