憲法

書評

ポジティヴ・アクション――「法による平等」の技法

日本国憲法の中には「法の下の平等」が第14条にて定義されている。これは権利・義務の中においていかなる場合であっても平等であることを原則として述べられており、日本に限らず先進国を中心とした国々でも採用されているのが「平等」である。その平等にお...
哲学

「表現の自由」入門

日本国憲法の第21条にて定められているものとして「表現の自由」がある。その自由はどのようにして担保するのか、そしてその表現の自由はどの範囲で保障されるか、そのことについて取り上げている。ちなみに本書は日本国憲法上での「表現の自由」ではなく、...
書評

憲法って、どこにあるの? みんなの疑問から学ぶ日本国憲法

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼 憲法が施行されたのは1948年5月3日。それから68年以上にわたり1度も改正されることなく、現在も使われている。改正はされていないとは言えど、解釈の変更は何度もなされているが、憲法はどこに、そして何の...
書評

比較のなかの改憲論――日本国憲法の位置

憲法改正の論議は今のところ沈静化しているとはいえ、これからまた改憲の動きがある可能性がある。私の根本は改正したほうが良いという意見なのだが、それ以前に護憲であろうとも、改憲であろうとも、憲法に関する議論は深める、いわゆる「論憲」を行うべきと...
書評

名誉毀損―表現の自由をめぐる攻防

日本国憲法第21条には「表現の自由」が保障されている。その一方で刑法230条第1項にて名誉毀損罪があり、他人の権利などを侵害・損害を被るような発言・行為を行った場合、懲役・禁錮・罰金刑が課される法律である。ほかにも名誉毀損は刑法だけではなく...
国防・軍事

国防軍とは何か

日本国憲法の第9条には、 「1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。  2.前項の目的を達するため、陸海空軍そ...
国内政治

気高く、強く、美しくあれ―日本の復活は憲法改正からはじまる

日本国憲法は1948年5月3日に施行されて間もなく61年になる。これまでの間、憲法改正論議については第九条(戦争放棄)が主であるが、タレントの永六輔のように「九条以外は改正してもいい」という論者もいることも忘れてはならない。 本書は改憲論者...
国内

データブック貧困

「貧困」とは一体何だろうかというのを戦後、高度経済成長まで忘れてしまったのかもしれない。大戦中や戦前は配給制により満足のいく食事ができず、国のために勤勉を行い、夜遅くまで仕事に勤しんだという人がほとんどである。しかし労働状況が一向に改善され...
国防・軍事

軍隊のない国家

日本の憲法9条には「戦争放棄」「交戦権の放棄」について明記されている。いくつかの論客や国民からは自衛隊は憲法9条に反するとして訴えているという(多くは敗訴しているが、中には違憲としている判例もある)。 本書はそういった憲法9条を見直しつつ、...
国内政治

象徴天皇制と皇位継承

「象徴天皇制」は大東亜戦争終結後、GHQによって作られた憲法(日本国憲法)第1条によって明文化され、天皇は象徴的な存在となった。もともと天皇は絶対君主というより軍事や政治の統率権は天皇にあった。 それらを統率するには高度な政治力だけではなく...
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