書評

エッセイ

女もたけなわ

新年会のシーズンである。昨年の忘年会ほどの盛り上がりではないのだが、新年を迎えたことでどんちゃん騒ぎとなり、締めには「宴もたけなわではございますが」とあいさつして宴が終わりとなる。ちなみに「たけなわ(酣)」とは、 「物事の一番の盛り。真っ最...
書評

群れは意識をもつ

私自身群れることはあまり好きではない。それは個性を失うというのもあるが、それ以上に感情や考え方、個々のある価値が蹂躙され、人間ではなく、「組織」という名の中の一種の人形・ロボットと化してしまう危険性があるためである。 私事の話はさておき、人...
哲学

学びとは何か-<探究人>になるために

私自身「学び」をよくする。その学びの中でどのような記憶や知識、さらには考え方から行動、習慣に至るまで「学ぶ」ことをすることによって自分自身の気付きも増え、なおかつ学びたいことが増えていき、ドンドンと知りたくなる、そういった循環となる。本書は...
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書評

舟を編む

本書は今から5年前の本屋大賞を受賞した作品であるが、その理由がわかった気がする。本書はとある風変わりな出版社の会社員が突然辞書編集部の編纂メンバーとなることから物語が始まる。編纂メンバーになってからというもの、言葉それぞれの意味を探し出し、...
哲学

心理学とは何なのか - 人間を理解するために

心理学はビジネス書でもよく使われる。もっとも自己改革をするためには自分自身の内面を知り、変えていく必要がある。その変えていく中で心理学はどのようなものがあるのか、そして「心理」という名の世界はどのようなものか、本書は目くるめく心理学の世界を...
書評

仕事が活きる 男の風水

私の住んでいる鎌倉の家の近くにはどういうわけかパワーストーンの店がいくつかある。「風水」に関連するグッズの一種であるのだが、そもそも「風水」にはどのような意味があるのかさえ覚えてしまう。そこで本書である。本書は風水の世界についてありとあらゆ...
スポーツ

箱根駅伝―襷をつなぐドラマ

今日1月2日と明日3日は箱根駅伝である。普段テレビを見ない私だがこの2日間だけはとても楽しみである。スピードレースになっているだけでなく、襷リレーの中にあるドラマがこの駅伝を熱くさせ、感動を呼び起こすのである。その箱根駅伝にはどのようなドラ...
書評

いとしこいし想い出がたり

あけましておめでとうございます。本年も「蔵前トラックⅢ」をよろしくお願い申し上げます。 新年1発目として本書を取り上げます。「初笑い」という部分で。 私自身お笑いが好きであるのだが、昨年は様々な訃報があった。関西を中心とした上方の演芸に焦点...
書評

「音大卒」は武器になる

私は中学・高校と吹奏楽部として活動してきた。吹奏楽部の同輩はもちろん、先輩・後輩の中には高校から音大に進学し、プロとして活躍している方も少なくない。しかし音大生の中には音楽教室を経営、あるいは従業員となって働くという人も少なくない。そのこと...
数学

ぼくらは「数学」のおかげで生きている

私自身は数学が得意なためあまりそういった思いがないのだが、数学を苦手としている人は数学が無くなればよいと考えている人が少なからずいる。しかし数学は日常生活の中に必ずと言ってもいいほど存在しており、なおかつ数学における「定理」や「公式」もまた...
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