書評

書評

未来食堂ができるまで

東京都千代田区一ツ橋と呼ばれる都心中の都心に「未来食堂」と呼ばれる小さな食堂がある。その食堂はごく普通の食堂のよう見えて、「ちょっと融通がきくお店」として有名であるという。しかも決められたメニューの他にも様々な気分によってメニューを用意して...
地学・天文学

時を刻む湖――7万枚の地層に挑んだ科学者たち

私自身「湖」をあまり見たことがない。そもそも湖に面したところに住んでおらず、なおかつ旅行にすら行ったことがないためである。そう考えると湖はぜひ見てみたいのだが、その「湖」にもいろいろな種類がある。 中でも本書で取り上げる「湖」には地球の歴史...
書評

年収300万円はお金を減らす人 年収1000万円はお金を増やす人 年収1億円はお金と時間が増える人

サンライズパブリッシング様より献本御礼。 人の行動や考え方、さらにはマインドのあり方によって年収が大きく変わる。その年収の次第によってどのような行動・マインドなどのあり方が変わってくるのか、本書は「年収300万円」「年収1000万円」「年収...
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医学

脳に刻まれたモラルの起源――人はなぜ善を求めるのか

モラルは簡単に言うと「倫理」、人間としての行動・考え方における「善」そのものを指している。その指している「善」のあり方はどこに来ているのかというと行動や思考を司る「脳」のあるとも言える。しかしその「脳」がどのようにモラルをつくり上げ、刻んで...
インターネット

インターネット・バイ・デザイン―21世紀のスマートな社会・産業インフラの創造へ

今となっては当たり前に存在する「インターネット」だが、それが一般的になったのはつい20年ほど前のことである。そこからインターネットの技術・世界は目まぐるしい進化を遂げ、今となってはインフラの一つ、あるいは生活資源としても扱われるようになった...
書評

刑事ドラマ・ミステリーがよくわかる 警察入門

刑事ドラマや小説などでよく警察のことが描かれている。特に警察小説だと警察の事情について多少の脚色はあれど、克明に描かれていることがほとんどである。しかし警察は本当にドラマや小説の通りなのか、本書は実際の警察の仕事と脚色された箇所について入門...
国際政治

カストロとフランコ―冷戦期外交の舞台裏

昨月11月25日にキューバの前最高指導者であり、チェ・ゲバラとともにキューバを革命に導いたフィデル・カストロが逝去した。長年にわたり最高指導者とし続けたことで多少の澱はあったものの、それでも現在のキューバをつくり上げた人物の一人として挙げら...
書評

ヒーローの選択

本書の主人公はとあるサラリーマン。営業活動をしているのだが、一向に成績が上がらないという。うだつの上がらないようなときに小学校での友人と再開することとなったのだが、そこである部隊に入ってほしいという。 それは「世界を守る」という名目なのだが...
エッセイ

小川宏の心に残るいい話

「小川宏ショー」などで知られる名司会者であり、アナウンサーの小川宏氏が昨月29日にこの世を去った。90歳の大往生だった。その小川宏氏の足跡は長らくテレビの世界ではその名を知る人はいないほどだったという。その長いアナウンサー・司会者の生活の中...
ミステリー

悪魔を憐れむ

とある居酒屋の店主からの依頼を受けた匠千暁が難事件に挑み、解決していく作品であるのだが、事件は物語が進んでいくにつれ、複雑なものになっていく。 ちなみに本書の主人公は匠千暁という探偵なのだが、シリーズ化されており、その続編と呼ばれる一冊であ...
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