書評

哲学

人生の短さについて

セネカはローマ帝国のユリウス・クラウディウス朝に生きた哲学者であり、政治家であった。セネカの生きた時代はちょうど紀元に当たる年であり、ちょうどローマ帝国が「パクス・ロマーナ」と呼ばれるほど覇権を手にしていた時である。 セネカはそのローマ帝国...
書評

大事なことはすべて記録しなさい

「記録」は様々な場で重要な効果を発揮する。 例えば資料を研究する時、ビジネスの場での参考資料、アイデアの材料、さらには事件の証拠など、過去のものであるが、そこから未来の物を創るためには記録は欠かせないものである。 記録のノウハウであれば様々...
書評

中島敦「山月記伝説」の真実

中学か高校の国語の授業でおなじみの「山月記」。私は高校の時に山月記に出会い、テストの向けて暗記をするほど何度も読み返していた事を昨日の事のように覚えている。 その著者である中島敦はそれほど有名にならず33歳の短い生涯に幕を下ろした。 中島敦...
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書評

仕事と日本人

近年は労働基準法の改正や「ワーク・ライフ・バランス」が提唱されたことにより、若干ではあるが日本人の平均労働時間は減少しつつある。しかし、それでも過酷な残業やサービス残業というのは後を絶たない。労働状況というのもあるが、自ら進んで残業をやる、...
国内

テレビは見てはいけない

本書のタイトルを見て「ドキッ!」とした方はどれくらいいるのだろうか。 今の私は特別なこと(とはいっても「F1」くらいしかないのだが)以外はTVを観ない。TVを観るよりも本を読んだり、ネットサーフィンしたりしている方が好きだからである。もっと...
国内

マスメディア 再生への戦略

当ブログでは新聞やTVなどのマスメディア批判や考察を扱っている本を書評したことが何度もある。私自身はどうかというとTVはそれほど見ず、新聞もほとんど見ない。ニュースはインターネットで事足り、わからない情報、もう少し深く掘り下げたいものであれ...
医学

三つ星レストランには、なぜ女性シェフがいないのか

本書の著者である左門様より献本御礼。 ミシュランガイドの日本語版が2007年に初めて発売されてから、今年で早くも3回目である。今年は何やら大阪・京都バージョンも発売されるのだが、はたしてどのように格付けされているのか、ミシュランガイドを観た...
書評

空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法

本書を手に取って一言。 「小飼さん、ついに出しましたか!!」 と言わんばかりの一冊である。というのも小飼氏のブログ「404 Blog Not Found」による献本が後を絶たず、年間だけで1万冊にも及ぶほどであるという。ウィキペディアにも記...
日本人

裸でも生きる2 Keep Walking私は歩き続ける

株式会社オトバンク 上田渉様より献本御礼 本書は「裸でも生きる」の続編であり、著者がバングラデシュで更なる葛藤、そしてバングラデシュを離れ、ネパールに移り、また事業を興すという話である。前書「裸でも生きる」からの3年間の生きざまをまとめたも...
日本人

裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記

株式会社オトバンク 上田渉様より献本御礼 本書の著者は小さいころいじめに遭い、非行に走り、偏差値のギャップをはねのけ慶応大に合格、その後発展途上国を救うためにバングラデシュで起業をしたという波乱万丈の25年間を送った方である。 短的に著者の...
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