歴史

スポーツ

オリンピックはなぜ、世界最大のイベントに成長したのか

先週からロンドンオリンピックが開幕した。昨日ようやく金メダル第一号が出てきはじめ、サッカーや体操、アーチェリーの分野でも活躍を見せた。 話は変わり、近代におけるオリンピックは1896年、ギリシャのアテネで開催されてから約120年にも及ぶ歴史...
書評

オートクチュール~パリ・モードの歴史

「オートクチュール」 ファッションの中でもこの言葉ほど高貴であり、かつ個性的なものはない。簡単に言えば服の「オーダーメイド」と似通うところはあるのだが、オーダーメイドと違う点は「富裕層の顧客」を対象にしていること、生地などの材料が「最高峰」...
書評

日本遊戯史―古代から現代までの遊びと社会

日本における「遊び」の歴史は長く、とりわけ「将棋」や「囲碁」の歴史について、諸説はあるが多くは奈良時代から伝えられたと言われている。 元々は庶民の遊びだけではなく、武士や貴族の遊びとしてもあり、御前対局も行われるほど盛んなものであった。 本...
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日本史

娘に語るお父さんの歴史

私自身はいないのだが、もしもあなたが子どもを持っているとするならば、「お父さんは子どもの頃はどうだった?」と言うような人生における質問を受けることもあるのかもしれない。本書はあくまで架空の父娘を取り上げているが、それがもし娘だったとしても、...
書評

「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ

ダイヤモンド社 市川様より献本御礼。 今から18年前に「失敗の本質」という本が刊行された。主に日本軍の「組織としての失敗」について、本質的に考察を行っており、「失敗の研究」の草分け的存在として「名著」と呼ばれるようになった。しかし、それを読...
書評

サラリーマン誕生物語~二○世紀モダンライフの表象文化論

今となってはほぼ「あたりまえ」の存在であるサラリーマン、かく言う自分もサラリーマンのはしくれであるが。サラリーマンはいつごろ誕生し、どのような背景があったのか、そしてサラリーマンそのものがどのように進化していったのか、本書は現在のサラリーマ...
宗教

利他主義と宗教

先日「利他のすすめ」という本を読み、評した。 元々「利他」の精神は仏教からきているものであるが、企業にとって大事なことになりつつある。東日本大震災が起こってその精神はよりいっそう強いものとなった。 本来仏教にある「利他主義」だが、本書はその...
地学・天文学

歴史を変えた火山噴火―自然災害の環境史

日本は「火山大国」と呼ばれるほど火山が多い、有名どころでは現在も噴火を続けている桜島、「霊峰」と呼ばれる富士山、そして北海道の大雪山(旭岳)が存在する。 火山噴火でもっとも桜島以外で直近のものでは2000年の有珠山(昭和新山)の噴火や三宅島...
書評

カジノの文化誌

「カジノ」というと、現実ではラスベガスやマカオのカジノを連想するだろう。カジノに縁がなくてもあるロールプレイングゲームでカジノを知った人もいる。 本書はめくるめく「カジノ」の世界と世界中にあるカジノ、そして日本の「カジノ構想」について取り上...
書評

カカオとチョコレートのサイエンス・ロマン―神の食べ物の不思議

今日2月14日はバレンタインデーである。女性は本命の男性には「本命チョコ」を、そうでない男性に対しては「義理チョコ」を送る習慣となっているが、最近では女性同士、男性同士、もしくは男性から女性にチョコを送ることも珍しくなくなっている。 そもそ...
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