書評 白き女神の肖像 どこか、別の物語などで聞いたことがある。画家のモデルが、絵の題材にされた後に、死ぬ、あるいは事件に巻き込まれるといったものがあった。誰のどの作品かは覚えてはいないのだが。それはさておき、本書はとある画家が妻をモデルに肖像画を描いたのだが、そ... 2022.01.05 書評青春
書評 ミュシャから少女まんがへ 幻の画家・一条成美と明治のアール・ヌーヴォー 今となっては少女漫画は当たり前のように存在しているのだが、その絵のタッチにも根源があるという。著者曰くそのタッチの起源としてアルフォンス・マリア・ミュシャの作品群を挙げている。なぜそのミュシャの作品群が少女漫画に影響を与えたのか、さらにミュ... 2020.04.23 書評美術
外国人 ベラスケス 宮廷のなかの革命者 ディエゴ・ベラスケスと呼ばれる画家はスペイン絵画の黄金時代を支え、フランスの著名な画家であったエドゥアール・マネが絶賛したほどの存在だった。と同時に宮廷画家として活躍しながら、宮廷の中枢として活躍した人物でもあった。そのベラスケスの生涯はど... 2020.01.02 外国人書評
ミステリー 失踪者たちの画家 とある画家が行方不明となった恋人を探すために様々な所へ行き着き、数奇な運命や出来事に遭遇するというものである。ミステリーでありながらも、監獄や人形工場など奇怪な場所を転々としながら恋人を探し出すという。しかし「ただ探すだけ」の物語とは違い、... 2017.08.27 ミステリー書評
医学 天才の秘密 アスペルガー症候群と芸術的独創性 「アスペルガー症候群」とは「広汎性発達障害の一型。言語や認知の発達の明らかな遅れはないが、何らかの脳機能障害によって、対人関係とコミュニケーションの障害、物や習慣へのこだわり、環境の変化に対する過敏性など、自閉症特有の症状を生じる」(「広辞... 2014.10.09 医学書評
日本人 岡本太郎 「芸術は爆発だ!」の名言や、1970年に行われた大阪万博の「太陽の塔」でも有名であり、日本を代表する画家としてなくなった今でも、人気は衰えていない。ちょっとしたこぼれ話であるが、芸人から画家に転身したジミー大西が画家として尊敬している人物と... 2010.02.10 日本人書評