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祥伝社新書

デッドライン決断術-ムダな仕事はネグれ!

前作「デッドライン仕事術」に続いての一冊である。リーダーと呼ばれる人物に求められるものとしてもっとも大きいのが「決断力」である。しかし昨今では「日本はゆすりの名人」という発言で有名になってしまったケビン・メアの著書に「決断できない日本」があるが如く、素早くかつ正確な「決断」を下せない日本人が多い。むしろ「考えます」「検討します」と答えを先送りしてしまうのが常になってしまっている。映画「コクーン」に […]

日本の鯨食文化――世界に誇るべき“究極の創意工夫”

日本と鯨食の歴史は長く、古くは江戸時代に遡る。約300年もの間、日本は食やファッションなど鯨の恩恵を受けていた。しかし現在ではグリーン・ピースやシー・シェパード、さらにはオーストラリア・ニュージーランドなどの反捕鯨国の圧力により、捕鯨そのものが廃れ始めてきた。 本書は日本において捕鯨が発展したのか、そして捕鯨のメリット、鯨食文化について改めて問い直すことを念頭に捕鯨の良さをIWC日本代表代理を歴任 […]

大失業時代

今まさに「大失業時代」と言っても過言ではない。リーマンショック以後には内定取り消しや派遣切り、リストラなど働く人にとってはマイナスとなるような話が飛び交い、かつ日本の消費もいつも以上に冷え込んだ。ようやく回復しだした時に追い打ちとなる東日本大震災が起こった。これにより、とりわけ製造業では操業停止、もしくは計画停電による減産を余儀なくされるなど雇用状況は深刻な状況に陥ったままとなってしまっている。 […]

「インド式」インテリジェンス-教育・ビジネス・政治を輝かせる多彩性の力

昨今では「BRICs」が世界経済を席巻している。とりわけ有名なのが、先頃GDPで世界第2位となった中国があげられる。人口も世界第一位であり、いよいよ「眠れる獅子」が目醒めたと言える。しかしその中国も高齢化がすすみ「老大国」と言われて久しい。 そして中国と並ぶ大国がもう一つ、それがインドである。約11億人もの人口を抱えているだけではなく、人口増加率も中国を遙かにしのいでいる。インドが世界第一位になる […]

100円ショップの会計学

普段よく足を運ぶ「100円ショップ」があるが、いろいろな品物がそろっていることで有名である。しかも値段もほとんどが「100円」でとてもお得である。しかし「会計」から見て「100円ショップ」はどのような特徴があるのかについてはこれまで紹介されていなかった。本書は「会計学」という立場から「100円ショップ」について分析を行っている。 第1章「「100円ショップ」は”数”で勝負す […]

日本語は本当に「非論理的」か

日本語は「情緒的」で英語は「論理的」であるという言葉をよく聞くが、半分正解で半分間違っている。英語にも間投詞や単語だけで通じるものがあり、日本語には主語がなくても伝わることができるといった言葉があるからである。しかし「日本人は論理力がある」というのもあるが、私からみると疑問である。というのは室町時代後期に鉄砲やキリスト教が伝来してきたとき、その信仰者が質問責めにあったという資料もある。 話は変わる […]

となりの「愛犬バカ」

犬に限らず「動物を飼う」人は多い。私は自宅では動物を飼っていないが(そもそもペットを飼うことは禁止されている)、実家ではオカメインコを飼っている。毎年実家に帰るとそのインコの面倒を見ることになるのだが、数年飼っているせいか、インコは変な意味で人間臭く見える(白飯が好きだったり、ピーナツをよく食べたり・・・)。 犬も例外なく様々な家で飼われているが、野生の犬を拾うよりも、実際にペットショップへ行って […]

グレート・スモーカー―歴史を変えた愛煙家たち

最近「禁煙」の風潮が高まっている。とりわけ神奈川県では受動喫煙防止条例が4月に施行され、それに倣い飲食店では全面禁煙を打ち出す店舗も出てきている。タバコは医学的に有害であると実証されているのは周知の通りであるが、禁煙の風潮を見ると、禁煙というよりもむしろ「嫌煙」の傾向があるように思えてならない。 本書はある種で時代を逆行しているような一冊であるが、タバコの歴史とともに、歴史上の人物がどのようにして […]

最新データで読み解くお天気ジンクス

TVニュースや新聞、インターネットで見る「天気予報」であるが、天気の傾向から様々な政局や社会に関して予測をするというようなことがTV番組のコーナーやインターネットサイトにある。 天気、1年間の気温や天気の状況などと社会的な事柄との因果関係は科学的見地で証明することは非常に難しいが、口では説明できない「何か」の関係はあるのかもしれない。 本書は最新のデータから天気のジンクスについて社会的事柄に限らず […]

デッドライン仕事術

「残業ゼロの仕事術」「残業ゼロの人生術」で有名な元トリンプ社長の吉越浩一郎氏の仕事・人生術としてはじめて出された一冊である。 本書に限らず吉越氏の本は「スピード」や「即」という言葉に重きを置いている印象が強い。日々進化を遂げている会社であるだけに「スピード」はなくてはならない。それが社長などの上級職であればあるほどなおさらひつようとされる。本書はトリンプ時代に実行した仕事術を披露しながらもスピード […]