経済

2013年

年末恒例ランキング2013 vol.2 「社会科学」本ランキング

年末企画第2弾は「社会科学」本ランキングです。今年は63冊取り上げました。時事的な問題や社会そのものの歴史といったものも取り上げてきました。 今回はこの中から印象に残った本を5冊紹介致します。 第5位:女一生の働き方―貧乏ばあさん(BB)か...
書評

グローバル・エリートの時代~個人が国家を超え、日本の未来をつくる

日本の経済は徐々に回復傾向にあるのだが、その一方で「グローバル化」という波がかねてから到来していて、苦慮している企業が多い。様々な形の「黒船」がやってきては、日本経済を席巻し、振り回されてきた過去があるのだが、日本の多くの企業はほとんど打て...
国内経済

木材革命―ほんとうの「木の文化の国」が始まる

元々日本では「木材」を重宝し、家などの建物に使われた。江戸時代は「木」で作られた建物がほとんどで、例外というと城の石垣くらいだったが、明治維新になった時に「木は脆く、火事や地震に弱く、古臭い」といって蔑視し、レンガなど非木材が使われた洋館を...
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国際政治

見えないアメリカ

アメリカはでは先々月末から先月半ばにかけて、政治的な対立が深刻化し、あわやデフォルトになるような状態にまでなってしまった。もしデフォルトとなってしまうと、世界経済にも「リーマン・ショック」をはるかに越える影響を及ぼすことは間違いなく、極論と...
哲学

「生き方」の値段―なぜあなたは合理的に選択できないのか?

「値段」という概念は、貨幣が出回り始めた紀元前7世紀頃(エレクトロン貨)から、生まれたのだが、物的な価値を計るための「値段」はやがて形の無いサービスとなり、「生き方」そのものにもつけられるようになった。しかし森羅万象に「値段」をつけられるほ...
国内経済

里山資本主義~日本経済は「安心の原理」で動く

角川書店 岸山様より献本御礼。 「里山資本主義」と言う言葉は本書に出会うまで聞いたことが無い。少なくとも「資本主義」には貨幣や株といったものが流通しており、流通の度合いによって好景気になったり不景気になったりする。このことを本書では「マネー...
国内経済

アベノミクスの真実

昨年12月の衆議院総選挙で、自民党が3年3ヶ月ぶりに与党に返り咲いた。その時をきっかけに、これまで伸び悩んでいた株価が一気に上昇し、かつ「超円高状態」にあった円相場も急速に円安となった。これらを含め首相主導の下、デフレ脱却に向けた経済政策が...
2012年

年末恒例ランキング2012 vol.2 「社会科学」本ランキング

年末企画第2弾は「社会科学」本ランキングです。今年は67冊取り上げました。時事的な問題や社会そのものの歴史といったものも取り上げてきました。 さらに、今回はかねてから取り上げようと考えていた社会学者の宮台真司作品も取り上げてきたのも大きかっ...
国際経済

ユーロの正体~通貨がわかれば、世界が読める

幻冬舎 様より献本御礼。 昨今までEU諸国では「金融危機」が叫ばれていた。俗に言う「ソブリンリスク」と呼ばれるもので、世界中で国家破綻するのではないかと戦々恐々した。日本でも「日本がギリシャ化する」というような報道が目立ち、政治主張の一つに...
国際経済

おいしいコーヒーの経済論――「キリマンジャロ」の苦い現実

「缶」にしても、「インスタント」にしても、「ドリップ」にしても私たちの中で愛されているコーヒー。かく言う私もホットコーヒーを飲みながら書いている。毎日缶コーヒーやインスタントコーヒーを飲まないと気が済まないため、コーヒーを飲まない日はむしろ...
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