エッセイ ゆうゆうヨシ子さん-ローボ百歳の日々 本書に出てくる「ヨシ子さん」は著者の母であり、なんと100歳を迎え、現在102歳である。その息子である著者も今年で喜寿を迎えるため、老齢親子と言えるのだが、ここまで親子共々長生きでいられることも珍しくもあり、素晴らしくもある。 本書はそのヨ... 2019.08.28 エッセイ書評
医学 「痛み」の医学 こども編 子育ての中で病気を負ったり、痛みを負ったりするようなことも少なからずある。もっとも子育ての時期にそういったことは起こり得る。しかしながら大人たちがそれに気づくことも必要であるのだが、なかなか気づくことができず、もっと悪い自体に陥ることも少な... 2019.08.19 医学書評
書評 我ら荒野の七重奏 私自身吹奏楽部を中学・高校とやっていたことから吹奏楽に関する物語や本などは親近感がある。その吹奏楽部は私自身も体験したことがあるのだが、学校によっては朝から晩までずっと練習に明け暮れるようなことがあり、私が高校時代の時には一時期土日と合宿し... 2019.07.03 書評青春
ミステリー 三世代探偵団 次の扉に棲む死神 祖母・母・娘と三世代がそろって探偵として事件の解決に導くという奇想天外なミステリーである。女性が三人とくると「女三人寄れば姦(かしま)しい」という諺を思い出す。本書でも例に漏れず、それぞれのキャラクターが立っており、何と言ってもおしゃべりで... 2019.03.26 ミステリー書評
医学 予防接種は迷って、悩んでもいいんだよ。 季節は冬になり、インフルエンザが流行するシーズンとなる。その対策のために、所によってはワクチンを接種すると言うようなことがある。いわゆる「予防接種」であるのだが、これはインフルエンザに限った話ではない。脳炎やかぜ、BCG、肝炎などのウィルス... 2017.11.30 医学書評
哲学 母への100の質問状 もしも当ブログを読んでいる人の中に子どもを抱える母親であれば是非読んだ方が良い一冊が本書である。 その理由として本書はフジテレビのドラマ・映画を数多く手がけたプロデューサーが実母に文通でもって質問を送り、答えている。その中にはとても言いにく... 2017.08.21 哲学書評
教育 父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。 父親は偉大な存在である。しかし人によってはそう思わない人もいるのだが、大概の人は父親の背中を見て育ち、その背中でもって将来を考えたり、父親になろうと思ったりするようになる。もっとも父親もまた子どもをいかにして育てていくのか、毎日のように模索... 2017.07.03 教育書評
書評 歌姫メイの秘密 母親とともにとある新興宗教から逃げ、複雑な境遇の中で育ってきた少女は歌の才能があった。その才能はやがて「歌姫」と呼ぶにふさわしいようになっていったのだが、その少女は生き別れの実父を探しに行くというのが本書の根幹にあたる。 その少女の名前が「... 2016.11.30 書評青春
国内 親子共依存 マザコンやファザコンのように子どもが親に依存をするようなものがあるのだが、親もまた子どもに依存するような状況があるという。むしろ後者の方が急増している傾向にあり、かねてからあった「お受験」のほかに大学進学、就活にまで親が顔を出すような現状に... 2015.10.02 国内書評
書評 演歌は国境を越えた――黒人歌手ジェロ 家族三代の物語 「史上初の黒人演歌歌手」「演歌界の黒船」と名を馳せたジェロは2008年に「海雪」という曲でデビューを飾った。このデビューは華々しいものがあり、デビュー曲で日本作詩大賞の大賞、日本レコード大賞最優秀新人賞などを受賞した。しかしデビューまでは決... 2015.02.06 書評音楽