書評 コミックマーケット創世記 「同人誌即売会」として世界最大を誇る「コミックマーケット」。今年で86回目を迎えた。今回は8月14日から16日まで行われ、参加者数も55万人に達したという。そこで発売される新しい同人誌はもちろんのこと企業ブースもあり、そこでも新しい商品が先... 2015.08.18 書評民俗・風評
書評 メディアのなかのマンガ―新聞一コママンガの世界 「マンガ」というと日本が誇るべきポップカルチャーの一つである。それは間違いないのだが、ほかにも意味がある。例えば本書のように昨今の政治や社会の「風刺」として一コマなり四コマなりマンガにしているものもある。もっとも国民的マンガ・アニメとして知... 2015.05.04 書評民俗・風評
書評 「メジャー」を生みだす マーケティングを超えるクリエイターたち 角川書店 岸山様より献本御礼。 マンガやアニメ、さらには歌などのカルチャーを「サブカルチャー」と呼ばれるのだが、数年前から論者によって、「ポップカルチャー」と呼ばれる事がある。そういったカルチャーが「オタク」と呼ばれる方々のために作られるこ... 2014.12.16 書評芸能
書評 男らしさという病?―ポップ・カルチャーの新・男性学 先日「男性学の新展開」と言う本を取り上げたが、本書はその中でもマンガ・アニメをはじめとした「ポップ・カルチャー」を中心に取り上げている。 そもそも「男らしさ」について考察を行い続けてきた「男性学」なのだが、その「男らしさ」と言うところを「男... 2014.04.08 書評民俗・風評
書評 世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析 「ヤンキー」というのは死語なのかと一瞬思ってしまったのだが、最近では「ヤンキー世代」と呼ばれる様な本も出てきており、まだまだ死語では無い事を思い知らされた。 そもそも「ヤンキー」とは何なのか、調べて見ると、 「(もとアメリカ合衆国北部諸州の... 2014.03.28 書評民俗・風評
日本 アニメ・マンガで地域振興 「聖地巡礼」というと、宗教における「メッカ」と呼ばれるところに訪れるというものが本来の意味であるが、最近ではアニメ・マンガ・ドラマ・映画の舞台となったところを見てみることを表している。本書で紹介するアニメ・マンガには多くの舞台がある。もっと... 2014.01.22 日本書評
書評 マンガの教科書―マンガの歴史がわかる60話 日本のマンガは誇るべきものがあり、海外でブームとなっている日本のマンガ作品も少なくない。日本のマンガの質が高まっている一方で、マンガの研究を行う、いわゆる「マンガ学」というのも一つの学術として受け入れられ始めており、京都精華大学をはじめ、い... 2013.10.08 書評民俗・風評
書評 マンガはなぜ規制されるのか – 「有害」をめぐる半世紀の攻防 日本のポップ・カルチャーの代表格としてマンガやアニメ作品が挙げられる。数十年にわたって日本のみならず、海外でもブームが起こっており、日本文化の一つとしても挙げられている。 しかし、その中でもマンガは東京都の「青少年条例」や国の「児童ポルノ法... 2013.03.05 書評法律
書評 同期生~「りぼん」が生んだ漫画家三人が語る45年 仕事の世界にしても、本書にある漫画の世界にしても、あるいはそれ以外の世界にしても「同期」はある。しかもその「同期」は親友にも戦友にもなりやすくある。 本書は毎年行われている「りぼん新人漫画賞(以下:新人漫画賞)」の第一回入賞者の3人が、それ... 2012.12.11 書評民俗・風評
『宮台真司』の思考を解剖セヨ! サブカルチャー神話解体―少女・音楽・マンガ・性の変容と現在 シリーズ「『宮台真司』の思考を解剖セヨ!」第6弾はサブカルチャーである。これまで社会にまつわることばかり取り上げてきたのだが、今回ほど私が取り上げたいものはない。宮台氏は社会学者であるが、サブカルチャーにまつわる言及も多い。 その言及の源流... 2012.12.07 『宮台真司』の思考を解剖セヨ!シリーズ企画書評民俗・風評