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実態

ヤングケアラーってなんだろう

「ヤングケアラー」と言う言葉を初めて聞くが、 法令上の定義はありませんが、一般に、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもとされています。厚生労働省「ヤングケアラーについて」より とある。特に介護などのケアはヘルパーなどで行うことを親族、それも子どもたちに行うことである。あたかも「美談」としてとらえがちだが、じつはヘルパー不足といった問題もあれば、学校生活への悪 […]

PTA モヤモヤの正体 ――役員決めから会費、「親も知らない問題」まで

よく教育の世界以外でも有名になっている「PTA」。これは「Parent-Teacher Association」の略であり、教師と先生との関係を構築・支援していく団体を表している。交流の場としても扱われるのだが、PTA自体が「おかしい」の伏魔殿とも呼ばれている。実際にとある政治学者がPTA会長になったというコラムがあり、PTAのおかしさをしてきたことは話題となっている。本書もまた記者の観点からPT […]

介助の仕事 ――街で暮らす/を支える

「介助」や「介護」と言う言葉がここ最近でもよく聞き、なおかつ相容れられているように見えるのだが、現実としてはけっこう厳しい状況にある。その要因としては介助を行う方々の需要は多いにもかかわらず、人手不足が挙げられる。また介助を行う方々にも直面する「困難」に立ち向かわなければならず、その部分で困難を極めることも少なくない。 本書はその介助を行う方々の現実と制度、さらには組織について取り上げるとともに、 […]

睡眠負債 『ちょっと寝不足』が命を縮める

「睡眠負債」という言葉を見聞きされている方もちらほらいると思う。中には他人ごとのように思っている方もいるかもしれない。しかしこの「睡眠負債」は、私たちの生活に強く関わっている。というのも人間には生きるための必要な要素の一つとして「睡眠」がある。その睡眠が仕事などの関係により、なかなか得られないといった事情が発生することもあり、その影響により、生活リズムが乱れ、病気にもなってしまう引き金にもなる。 […]

新型コロナと貧困女子

ちょうど1年ほど前頃から新型コロナウイルスの影響が広がりはじめ、4月になると1回目の緊急事態宣言が発令された。そして現在は2回目の緊急事態宣言の真っ最中であり、終焉を迎えるかどうか微妙な所である。 新型コロナウイルスの影響は様々な業界にて影響を及ぼしている。株価自体は下がっている様子はないものの、実体経済については13年前に起こったリーマン・ショック以上の不況の状況にあり、倒産する企業も少なくない […]

老人ホーム リアルな暮らし

老人ホームは全国津々浦々に存在しており、なおかつ様々な形態のものが存在する。その老人ホームではどのような現場なのか、本書の著者は長年老人ホームの介護職員として働いており、今は施設の紹介センターのスタッフで働いている。様々な老人ホームの取材と自らの経験を通じて、老人ホームの「リアル」を本書にて映し出している。ただし本書は2019年当時のことであり、新型コロナウイルスが広がりを見せた今は定かではないこ […]

AIにできること、できないこと、ビジネス社会を生きていくための4つの力

AIの技術はもはや私たちの生活に入ってきており、中には「なくてはならない」所にまで達したところも存在するほどである。一方でAIが発展することにより、ビジネスそのものが変化するのではないか、仕事が無くなるのでは無いかといった意見も出てきていることがある。 しかしながらAIといっても万能ではない。できることと、できないことが存在する。本書ではそもそもAIとは何か、そしてできること、ビジネスとしての活用 […]

コンビニ店長の残酷日記

コンビニは英語で言うと「Convenience Store」と呼ばれ、「Convenience」自体が「便利」と呼ばれており、年々「何でも屋」の傾向が強くなり、より便利な店になって言っている。使う側から観るとありがたいように見えて、実はコンビニを経営する、あるいは働く側から観ると、仕事が複雑・多様化してしまい、覚えきることが難しくなってきていると言う。一説にはマニュアルがたくさんあるとは言え、コン […]

歪曲捜査―ケンカ刑事が暴く警察の実態

「ケンカ刑事」「パッション飛松」 といった異名を持つ飛松五男氏だが、それらの異名は情熱を持って警察捜査に臨んだ姿勢を表しているのだが、実際に警察に関する腐敗とも闘ったと言うことから表している所もある。 本書は情熱をもって立ち向かった元・刑事でありながら、現在もなお犯罪捜査研究所を立ち上げ、最前線で事件の捜査に臨んでいる方の警察と事件の記録である。 第一章「警察官として出発」 飛松氏が警察官になった […]

柔道事故

日本の国技の一つである柔道は、学校の体育の授業でも扱われることがある。武器を使わず、手や足腰を使って相手を倒すという武道の一つとして挙げられる。 しかし、柔道はケガと隣り合わせであり、重傷を負ったり、最悪の場合命を落としたりするような重大事故になることさえある。 2012年4月に中学校で武道が必修化したことにより、柔道の授業が多くなった中、本書ではこれまで起こった柔道事故の実態を明らかにし、これか […]