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文章

朝日新聞記者がMITのMBAで仕上げた 戦略的ビジネス文章術

文章の書き方はTPOによって大きく異なる。論文のように展開するものもあれば、新聞記事のように書くもの、さらにはレポートやビジネス文書のように書くものもあり、なおかつメールや手紙などもある。本書はあくまで「ビジネス文章」であるため、社内外のやりとりを行うことに関しての文章術を取り上げている。朝日新聞記者であるため、新聞記事作成の経験がベースとなっている。 第1部「仮見出し・二段論法」 第1章「「仮見 […]

メモ活

元々仕事にしても、プライベートにしてもメモ魔である私にとって、これほど心躍るような本があったのだろうか。本書は言うまでも無く、「メモ活」の効用と色々なメモの活用法について書かれた一冊であるのだが、著者ならではの特徴もいくつかある。 第1章「「メモ活」の基本原則」 ノート術で書いたのだが「ノートは忘れるために書く」ということを当ブログで主張したことがある。それはメモでも同じ事である。人間は忘れる生き […]

自分の<ことば>をつくる あなたにしか語れないことを表現する技術

「ことば」はビジネス・プライベート関わらず使う。もちろん日常の中でもひょんな「ことば」と出会い、使っていくことによって、自分自身のモチベーションがアップする、あるいはダウンすることさえもある。 ブログや記事についても、ここ最近では動画や画像などが中心になることが多くあるが、けっこう「ことば」を紡ぐことも多くある。特にビジネスの場では「ことば」がパソコン・紙問わずに使われる。 ことばは本やネットを始 […]

うつりゆく日本語をよむ―ことばが壊れる前に

日本語は時代と共に絶えず「変化」する。このことは今も昔も変わっていない。しかしその「変化」に対して、批判的に主張する人も少なくない。その論調からか「日本語の乱れ」と称するケースもある。 日本語に限らず、言葉は時代背景の変化に順応することもあり、言葉によっては壊れ、誕生する。本書はその日本語の乱れと変化について追っている。 第一章「壊れた日本語」 「壊れた」と記載している意味としては本書のメインテー […]

はじめての批評 ──勇気を出して主張するための文章術

今まさに当ブログでは本の批評を行っている。もうかれこれ12年行っているのだが、批評をすることの難しさと面白さの両方を味わいながら、今日もまた行っている所存であり、なおかつ新たな発見を見出している。 ブログに限らず、SNSなど批評をするツールが数多くある。その批評もまた一つの芸であり、私自身一生磨き上げたいと考えている。そんな私でも批評とは何か分からなくなる時があり、もっと言うと批評そのものをしたこ […]

いつも日本語で悩んでいます ―日常語・新語・難語・使い方

本書は色々な意味で大人気である「朝日新聞」の「ことばの広場」と呼ばれるコラムを書籍化した一冊である。新聞記事は毎日のように作られるのだが、単純に記事を書くだけでなく、日本語として間違っていないか、文章構成は大丈夫かといった「校閲」を行う方々もいる。本書は朝日新聞の「校閲」を行う「校閲センター」の方々が日本語の悩みについて週に一度「ことばの広場」というコラムで明かしている。 1.「覚え違いしていませ […]

「読む」「書く」「考える」は5分でやりなさい!

仕事において読むことや、書くこと、そして考えることは必要なことであるのだが、それをいかにして効率化することによって重要な仕事に手をつけることができるようになる。その重要な仕事に時間を費やすためには最速で緊急の仕事を片付けておく必要がある。そのためには速さと時間を意識する必要がある。それらの方法とは何か、その技術を伝授している。 第1章「時間と気持ちをコントロールする技術」 時間と気持ちをコントロー […]

書く力は、読む力

今でこそ死語なのかもしれないが、昔の学校で学ぶものとして「読み・書き・そろばん」がある。その3つの要素のうち2つは本書で取り上げている要素をどのように鍛えたらよいのか、そのことを取り上げている。 第一章「ちゃんと、読めていますか」 私自身これまで数千冊の本を読んできたのだが、ちゃんと読めているのかと言うと全くと言ってもいいほど自信がない。もっとも私に限らず書評家の多くは「誤読」といったことがある。 […]

文章力の決め手

私自身職業柄文章を書くことが多い。もちろんその文章は話し言葉から書き言葉、硬軟関わらず様々な文章を書くことから、文章に関しては些かのこだわりを持っている。しかしこだわりを持つことは基本をきちんと理解し、実行していないと何物にもならない。そこで私自身、文章を書く際の復習がてら本書を手に取ってみた。 第1章「文の基本形を確かめる(1)」 英語を勉強する際に「SVO」と言ったものがある。これは「主語」「 […]

発信力 頭のいい人のサバイバル術

今となっては情報を発信できる時代になってきた。もちろんそれはブログやSNSをはじめとしたものが挙げられるが、だからでこそ、文章をどのようにするか、そして力強く発信できるかが大事になってくる。著者は文章について様々な観点で指摘したのだが、その文章を派生して発信の重要性を見出し、本書にて説いている。 第1章「これからは発信の時代である」 インターネットが隆盛したことにより、発信する機会が多くなってきた […]