書評 文学こそ最高の教養である よく「教養」と言う言葉を目にする。「教養」とは辞書で見てみると、 「1.おしえそだてること。 2.社会人として必要な広い文化的な知識。また,それによって養われた品位。 3.単なる知識ではなく,人間がその素質を精神的・全人的に開化・発展さ... 2020.08.13 書評評論
書評 入門 万葉集 昨年の5月1日に、30年以上続いた「平成」の時代が終わり、元号が「令和」に改められた。もう間もなく1年の時を迎える。 そもそも「令和」は、この万葉集から取られており、原文では、 「于時初春『令』月 氣淑風『和』 梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香」... 2020.04.07 書評評論
書評 100歳までに読みたい100の絵本 私自身読書会に積極的に参加していた時期があった。今から9~10年ほど前の時であり、その時は数多くのイベントに参加していたころと同時期であり、当ブログでも感想を書いている。その詳細についてはカテゴリ「セミナー&パーティー出席記録」にすべて収録... 2019.09.15 書評評論
書評 漱石のこころ――その哲学と文学 日本を代表する文豪は数多くおり、夏目漱石もその一人である。夏目漱石が残した作品は数多くあり、国語の教科書に載るようなものも少なくない。名作と呼ばれる小説を残している漱石はどのような哲学があり、思想を作品として残してきたのか、夏目漱石が残した... 2018.10.22 書評評論
書評 パリのお馬鹿な大喰らい フランス・パリはおしゃれ、かつ美味のレストランが軒を連ねているのだが、しかしその中は玉石混交とまでは行かないものの、様々な店がある。その店やお客さんを「斬る」存在として著者がいる。その著者は料理評論家であり、かつては「サガット」の審査員を務... 2017.06.14 書評青春
書評 小津安二郎文壇交遊録 日本を誇る映画監督は数多くいるのだが、その筆頭には「世界のクロサワ」と言われた黒澤明氏がいる。その黒沢氏とほど近い、あるいは対をなす存在として戦後映画を支えてきた名監督・小津安二郎氏がいる。小津氏の映画には「東京物語」「秋刀魚の味」などがあ... 2015.01.09 書評芸能
2014年 年末恒例ランキング2014 vol.3 「文芸・評論」本ランキング 今日のランキングは「文芸・評論」本のランキングです。今年は67冊取り上げました。昨年は35冊だったことを考えると倍増しました格好です。実をいうと、これほど多くなった理由として今年は仕事そのものが忙しくなり、書評そのものを行う時間がほとんどな... 2014.12.29 2014年年末恒例ランキング
宗教 さみしさサヨナラ会議 「さみしさ」と言う言葉は結構よく聞くのだが、心理的にどのようなものなのか、言葉で説明するのは難しい。唯一説明できるところとして辞書にある意味でしかなく、 「1.あるはずのもの、あってほしいものが欠けていて、満たされない気持ちだ。物足りない。... 2014.04.13 宗教書評
2013年 年末恒例ランキング2013 vol.3 「文芸・評論」本ランキング 今日のランキングは「文芸・評論」本のランキングです。今年は35冊取り上げました。有名な作品もありましたが、マイナーな作品を取り上げることがほとんどでした。でも自分自身が面白いと思った作品ばかり取り上げました。 今回はこの中から印象に残った本... 2013.12.29 2013年年末恒例ランキング
書評 『源氏物語』と騎士道物語―王妃との愛 「源氏物語」は平安時代、紫式部が描いた恋愛文学であると同時に「姦通文学」と呼ばれる、いわゆる官能小説のような作品と言える。しかし「源氏物語」は代表的な日本文学作品として、日本はもちろんのこと、海外でも取り扱われることが多い。著者もアーサー・... 2013.10.28 書評評論