35歳からの「脱・頑張り」仕事術

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35歳となると、いよいよ中間管理職も見えてくる時期であり、実際にその職を担う人もいるのだが、そうでなくとも上の世代・下の世代に挟まれる、いわゆる「ミドル」の位置にいる。「ミドル」になってくると、自分の仕事を一人で回すだけではなく、後輩や部下の方々のために仕事を与えたり、もらったりする立場を担うことになる。そのためおのずと頑張ってしまうのだが、頑張るだけでは仕事が回らない。その理由は第1章にて詳しく語られているのだが、本書では頑張っても回る事の出来ない仕事をいかに「仕組み」にして「頑張り」から脱していくのか、その術を伝授している。

第1章「35歳に近づくと、「自分が頑張る」だけでは回らなくなる」
35歳というよりも、30代に入ってくると個人差はあるもののそれなりに責任のあるポジションに就くこともある。20代の時には仕事をもらって、最高の仕事ができていても、部下が入ってくるとマネジメントやリーダーシップに難があり、今までこなせていた仕事がこなせなくなるようなことも無きにしも非ずである。そのためどんどん自力で仕事を回そう頑張っていても、結局のところ「チームを動かす」立場、もしくは「会社内の組織を回す」立場になるため、自力だけではなく、他力も使っていく必要がある。
ちなみに本章では著者自身の生い立ちから35歳までのエピソードも綴っている。

第2章「「自動的に仕事が回る」仕組みを作れ!」
では、「頑張る」ことから脱するためにはどうしたらよいのか、それはそもそも仕事を「自動化」して「仕組み」にしていくことが大切である。プロジェクトなどを「管理」する立場になると、いろいろな面倒を見るようになるのだが、そもそも面倒を見たとしても、部下は育ったり、仕事が動いたりすることができるとは限らない。そのために「仕組み」を作ることが大切である。

第3章「仕組みを作るための10の「思考術」「習慣術」」
具体的な仕組みづくりの方法について本章以降述べることとなる。ここでは仕組み作りに必要な「思考」や「習慣」をいかにして作っていくのかが大切である。その仕組みづくりは「初速」から作りはじめ、チームを「仮説思考」でもって磨き上げ、育てていくとともに、仕事を仕上げていくことで「仕組み」の基礎を作り上げていく。

第4章「仕組みを作るための「人の動かし方」「伝え方」」
仕組みをさらに円滑に動かすためには「人」が重要な要素になる。その人をいかにして動かしていくためには「ミーティング」「会議」、さらには仕事上の会話があるのだが、リーダーとしての伝え方はもちろんのこと、部下への言葉のかけ方、さらには接し方に至るまでの方法を提示している。

第5章「仕組みを作り、動かす「マインド」を生み出す11の行動原則」
本章が「仕上げ」の部分に入ってくるのだが、ある種基礎の一つとも言える。どのような「マインド」が必要なのかというと、そもそも本書が組織なりプロジェクトなりの「仕組み」をつくり、動かすという一冊であるのだが、そのための「マインド」づくりについての方法を取り上げている。

35歳という年齢はあくまで基準なのだが、だんだん仕事の経験が積みあがっていくことによって、それなりの責任のあるポジションに就くようになる。そのポジションの中では自力だけで成り立つことはできない。そのために本書のように「仕組み」を作っていくことが大切である。

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