今こそ「お金の教養」を身につけなさい―稼ぎ、貯め、殖やす人の“37のルール”

日本人にとって「お金を学ぶ」ことはネガティブな印象を持たれてしまうのだが、お金に関して世知辛い世の中になってしまったら、そのことは避けて通れない。しかし「お金を学ぶ」ことを考えるとお金を貯める・使うだけではなく、「殖やす」と言ったことも挙げられる。本書は「富のスペシャリスト」である菅下氏が使い方・貯め方・殖やし方を包含した「お金の教養」について伝授している。

第1章「お金に好かれる「使い方」」
お金は稼ぐ・貯めるだけではない。使い方ひとつで人間の性格が大きく変わる。「お金を使う」となると食費にしても、交際費、さらには旅行代や勉強のための情報収集の費用、交通費と挙げるだけでも枚挙にいとまがない。しかしいずれにしても日常生活の中でお金を使うことは避けて通れない。本章では人にも物にも「好かれる」ようなお金の使い方のルールを伝授している。

第2章「お金に好かれる人の「貯め方」」
お金を貯める傾向は今も昔も同じである。しかしそのお金を「タンス預金」のようにただ貯めるのではマイナスでしかない。その理由としては普通預金として「ペイオフ」といったリスク、タンス預金にしても火災に対するリスクなど、貯金をするにしても「リスク」を避けることは不可能であるためである。
そのことを考えつつ、お金を「貯める」方法を説いているのだが、ただ「貯める」だけではなく、貯めたお金を「殖やす」方法も本章には含まれている。

第3章「菅下流 お金との「付き合い方」」
そもそもお金の使い方・貯め方といった付き合い方は自分自身そのものを表している。どういうことなのかというと、人それぞれの生活習慣はそのままお金の付き合い方や扱い方に直結しているのである。そのため本章では「お金」のことを言っているだけではなく、生活習慣や人生そのものことについてのルールも取り上げている。

第4章「どうすれば年収の3倍貯まるのか」
年収を増やすというよりも、お金が残るためにどうしたらよいのかを伝授している。ちなみに本章でもお金に関することよりもむしろ、生活習慣や人生、さらには、情報収集、人間心理といったものも挙げている。

お金を上手に使い、殖やし、稼いでいくためにはお金の扱い方だけではなく、仕事にしても、人生にしても考え直す必要がある。そのことについて「どうやって考え直したらよいか」を「37個のルール」としてあり、それを一つ一つ守っていくことによっていつの間にかお金を殖やす人になることができる。

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