花が咲く頃いた君と

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本書のタイトルにある「花のさく頃」、そこに出ている花は「ひまわり」「コスモス」「椿」「桜」と春夏秋冬を表している。順番で言ったら夏・秋・冬・春の順と言える。特に「桜」は関東では来月咲き、別れと出会いの両方を象徴付け、所によっては年度をまたぐ象徴としてある。

四季それぞれにある「花」、その花とともに彩られる青春が本章に収められている。もちろん本書で取り上げている物語は最初に書いてあった四季それぞれの花に分けて収録されているので、全部で4篇ある。その4篇は全て10代、それも中学生という、心的にも揺れ動きやすい年頃の姿を映し出している。

その映し出している姿は在りし日の青春を思い出すと共に、切なさもあり、そして「別れ」で涙する。元々涙もろい私なのだが、特にこういったジャンルの小説には弱く、読めば読むほど涙が流れてしまう。

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