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2016年5月

神奈川のおきて

私自身、8年前から神奈川に住んでいる。住み始めてから今まで色々と触れることができたのだが、まだまだ知らないことが多い。そのこともあって神奈川のことについて知りたくて本書を手に取ってみた。本書はその神奈川にはどのような買い物や学校、名物、地理などが存在するのか、「おきて」として取り上げている。 第1章「買い物・グルメ編」 「買い物」と言うと食品スーパーから書店、コンビニなどが挙げられる。もちろん取り […]

すりへらない心をつくるシンプルな習慣

「21世紀は『心の世紀』である」ということは以前にも書いたことがあるのだが、そう言えるほど、心に病を抱える、あるいはそれによって自ら命を絶ってしまうような人も少なくない。そういった状況にある人たちの多くは心をすりへらし続け、生き急ぐあまり、死に向けて駆け足で走っていっているように見える。 そこで本書である。その心をすり減らすようなことを少なくし、シンプルに生きるヒントを与えている。 1章「なぜ、心 […]

オレンジシルク

本書の著者の神田茜氏は作家でもあるが、それ以上に講談師である。講談を通じて様々な作品に触れたことにより、2011年に「女子芸人」でデビューし、作家の道を切り拓いた。 さて本書であるが、30歳になったOLが人気マジシャンに一目ぼれをしたことから物語が始まる。しかもその一目ぼれしたマジシャンを負うように脱サラしマジックの世界に飛び込んだという話である。 マジシャンと言っても単純にマジックができるだけで […]

呼吸が変われば人生が変わる―夢をかなえる一番シンプルな方法

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 言うまでもないのだが、人間はもとより多くの動物は呼吸をする。もちろん呼吸の方法には肺呼吸やエラ呼吸など動物によって異なる。もちろん呼吸には酸素を取り込むというような働きを持っているのだが、人間独特のものとして心を整えるなど様々な効果がある。本書はスピリチュアルな観点から呼吸を変えることの効用を示しているが、マインドにかかわることが非常に多いため、マインドで […]

理系あるある

私自身は文系出身であるためわからないのだが、理系には理系の「生態」と言うべきか、「癖」と言うべきか、考え方があるのだという。ただ「理系」と言っても数学や科学、そしてそこから細かくカテゴライズすると数多くの学問があるという。本書はそんな理系の方々の「あるある」について迫っている。 第1章「数学あるある」 数学と言うと数や証明、数式と言ったものに対して妙な好奇心や喜びを覚えてしまうといいう。私自身も元 […]

ニュースの裏を読む技術

新聞や雑誌、テレビ、さらにはインターネットを通じて毎日たくさんのニュースが流れる。中には深掘りするような内容もあるのだが、そのニュースをそのまま受け取ってしまっては、情報に踊らされてしまう、いわゆる「情弱」と呼ばれてもおかしくない。そのような人にならないために、得た情報を取捨選択する、疑うと言ったことも必要であるのだが、ほかにも本書で取り上げる「裏を読む」ことも必要なことである。本書はどのようにし […]

ロック・フェスティバル

今となっては富士やひたちなか、さらには石狩など全国ありとあらゆるところで行われているロック・フェスティバルなのだが、それがどのようにして日本で行われるようになり、広がりを見せていったのか、本書はフジ・ロック・フェスティバルを皮切りに、様々なロック・フェスが行われるようになった要因について、ステージやバックステージ、さらにはミュージシャンや関係者の証言をもとに取り上げている。 第1章「奈良の大仏とボ […]

20歳からの社会科

社会科の授業と言うと小中学校の授業を連想してしまう。高校以降になると「現代社会」や「日本史」「世界史」など多岐にわたり、「社会科」と言うような科目が無くなるからである。しかし「社会科」はこれからの社会を見据え、変えて行くために重要な要素であるために、本書の著者たちがこれからの日本を担う20歳の方々のために、今の日本の現状と対策をわかりやすく解説している。 第1章「高齢者の意見が通りやすい国」 今の […]

創造性とは何か

ビジネスの中でも「創造性」は必要な要素なのだが、本書はその「創造性」はどのようにしてできるのか、そしてその創造性と相対するのは何なのかを原理の面から説いている。そのため「創造性」と言ってもビジネス的な創造性を身につけるわけではなく、本書のタイトルにあるような「創造性」の本質を迫りたい方にとって適した一冊である。 一「創造的行為の本質―保守性と創造性という二つの原理の対立と循環」 「創造的行為」と言 […]

知られざる国民病「ロコモ症候群」

本書で取り上げる病気、それは「ロコモ症候群」と呼ばれる聞きなれない病気である。しかし本書のタイトルにもあるように4700万人もの人々がそのような病気にかかっているという。正式には「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」と呼ばれており、筋肉・骨・関節に関するものである。ではその「ロコモ症候群」とはどのような病気なのか、そしてその対策には何があるのか、そのことについて取り上げているのが本書である。 […]