呼吸が変われば人生が変わる―夢をかなえる一番シンプルな方法

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。
言うまでもないのだが、人間はもとより多くの動物は呼吸をする。もちろん呼吸の方法には肺呼吸やエラ呼吸など動物によって異なる。もちろん呼吸には酸素を取り込むというような働きを持っているのだが、人間独特のものとして心を整えるなど様々な効果がある。本書はスピリチュアルな観点から呼吸を変えることの効用を示しているが、マインドにかかわることが非常に多いため、マインドで悩みを抱えている、成長に悩みを抱えている方であればうってつけの一冊と言える。

PART1「呼吸には奇跡の力がある」
リラックスをしたり、集中をしたりする際、必ずと言ってもいいほど呼吸をする。その呼吸には様々な効果をもたらすのだが、心を整えるだけではなく、恐怖心と言った目に見えないものから、痛みや病といった自分自身で感じることから脱出することができる。呼吸を少し変えるだけでも、精神・意識の面で変化を起こし、本章のタイトル通りの「奇跡」を生み出すことができるという。

PART2「人生に変化をもたらす呼吸法」
少し大げさなタイトルであるが、呼吸を一つ変えるだけでも、習慣が変わり、その習慣が変わることによって未来、すなわち人生を変えることができるようになる。ビジネス書でも「行動が変われば~」と言うような話をよく聞くがその「行動」を「呼吸」に置き換えていくと、呼吸を一つ変えるだけでも変化を起こすことができる。本章ではその効用ばかりではなく、その呼吸をどのように変化したらよいか、その方法を伝授している。

PART3「呼吸で神とつながる」
ここからはスピリチュアルの話になっていく。呼吸を変えることによって様々な変化を起こすことができることは書いたのだが、そのこと自体が「神」につながるのだという。その理由として「サマディ」と呼ばれる状態とともに取り上げられている。

自己啓発の本の中でも「瞑想」や「呼吸を整える」と言うようなメソッドを取り上げているものもある。本書も同じような話をしている部分もあるのだが、他の自己啓発と違う点はスピリチュアルや宗教とに絡めて説明されているところが特徴的である。

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