政治

国内政治

20歳からの社会科

社会科の授業と言うと小中学校の授業を連想してしまう。高校以降になると「現代社会」や「日本史」「世界史」など多岐にわたり、「社会科」と言うような科目が無くなるからである。しかし「社会科」はこれからの社会を見据え、変えて行くために重要な要素であ...
国内政治

励ます地方自治―依存・監視型の市民像を超えて

地方自治は場所によって悲鳴を上げ、財政破綻をしてしまったところも存在する。その地方自治をいかに活性化していくか、それは今まであった「監視」をするというところから、「励ます」というところにフォーカスを当てて、どのように地方自治を展開したらよい...
国内政治

18歳選挙権で政治はどう変わるか―データから予測する投票行動

今年、参議院通常選挙が行われるが、それに先立って6月19日には改正公職選挙法が施行され、選挙権が18歳以上に引き下げられる。この選挙権の年齢の引き下げは1945年以来70年ぶりの出来事である。 選挙年齢が18歳以上に引き下げられたことにより...
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国内経済

経団連―落日の財界総本山

経団連(日本経済団体連合会)の会長は俗に「財界総理」と呼ばれた。その要因として財界と政界とのパイプだけではなく、財界にも政界にも大きな影響力を与えること、さらには財界の立場から政治的に関与するという意味合いを持っている。その政財界双方に大き...
国際経済

イエレンのFRB―世界同時緩和の次を読む

ベン・バーナンキの後任として連邦準備制度理事会(FRB)議長に就任したのはジャネット・イエレンであり、2014年の1月に就任した。就任当初はFRB史上初の女性議長として話題となったが、就任して約2年経ち、どのような手腕を振るい、アメリカ経済...
国際政治

インド 第三の大国へ――<戦略的自律>外交の追求

人口で10億人以上もいる国は中国のほかにもう1国ある。それは「インド」。インドはアジアを代表した一国であり、これから大きく成長する可能性を秘めている国といえる。日本とはインド独立してから良好な関係を持っており、中国以上に緊密にすべき国の一つ...
国際政治

連邦国家 ベルギー――繰り返される分裂危機

ベルギーはヨーロッパの国々の中にある国だが、フランス、イギリス、オランダに挟まれていることから「ヨーロッパの十字路」という名がついている。そのこともあって、フランスやドイツの関係によってベルギーが独立する前後で交易の拠点になったり、戦争に巻...
国内政治

議会は踊る、されど進む

「会議は踊る、されど会議は進まず」という言葉がある。この言葉は1814~15年に行われた「ウィーン会議」の状況を表している。本書は議会が騒いでいても、物事は進んでいったという話であるが、その実例として東京都東久留米市を取り上げており、とある...
国内政治

食は国家なり!~日本の農業を強くする5つのシナリオ

誰が言ったか忘れてしまったのだが「環境問題は「食糧問題」だ」と主張している方がいた。もっとも環境の変化により、農作物が育たず、飢饉が出てきて、それが食糧問題に発展していくという展開であるが、あながち嘘ではない。日本は食料自給率こそ39%(カ...
国際政治

民主党のアメリカ 共和党のアメリカ

アメリカの政治は民主党と共和党の「二大政党制」となっており、8年単位で政権交代が起こるケースが多い(場合によっては同じ政権が10年20年続くケースもある)。しかしそのアメリカの政党政治は「民主党はリベラル」「共和党は保守」とはっきりしている...
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