DAY

2008年7月16日

新聞がなくなる日

新聞というのはいいものだ。毎日のニュースを事細かにとらえられているばかりではなく安価で多くの活字があるので「読む」という訓練にもなる画期的なものである。 しかし最近新聞に載っているニュースというのは信頼できない。あまつさえTVニュースでもバラエティ化により事件の深みにはまっていくことがなくなってきている、新聞は新聞で全体的に同じ記事にしかなっていなかったり内容も長く書かれているわりにはチープ感があ […]

弄ばれるナショナリズム

本書は日本や中国では「ナショナリズム」というものが蔓延っている。それを排除し真の日中関係を気付こうというのが著者の狙いかもしれない。 しかし隣国というのは永遠に仲良くなれない。中国に関する執拗な日本批判、とりわけ戦争責任論については強く謝罪を要求している、現に日中友好条約にて謝罪しているし90年代には何度も謝罪を行っているのにもかかわらずいまだに謝罪要求を行っている。これでは日中の友好関係は築けな […]

「捨て子」たちの民俗学

「捨て子」たちと書かれるとちょっとピンとこない。 しかしラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と柳田國男の2人の民族学者から見た、民俗学者共通の来歴と常人には考えられない衝動を手がかりとして著者の大塚英志氏が民俗学の根本と思考について考察している。 民俗学は私自身あまりよくわからないのでここでは気になったところだけ述べようと思う。 著者が言うには民俗学は人相学の雛型となったという。ちなみにハーンも柳田も […]