DAY

2008年9月5日

個人情報「過」保護が日本を破壊する

今、プライバシーの権利にかかわる事件が急増している。しかしプライバシーの権利や個人情報保護法にとらわれすぎていて、社会全体が窒息しかねないと警鐘を鳴らしているのが本書である。情報保護に関する問題は何もコンピュータ情報流出に限ったことではなく、福知山線の脱線事故のときにも安否確認ができない状態となった。 これも個人情報保護法の弊害とも言われている。さらには阪神淡路大震災でも別の部分で理由があるものの […]

医療再生は可能か

医師不足、「モンスター・ペイシェント」、救急車の私物化、リピーター医師、尊厳死問題…。医療に関する問題を挙げていくと枚挙に暇がない。 本書はそんな医療の現状の整理と経営者の側からの解決策について書かれている。とりわけ「医療費」について多く言及している。 本書のあとがきで気になるキーワードがあったので紹介する。 「国が自分に対して何をしてくれるのか、ではなく、自分が国に対して何ができるのか」 後期高 […]