DAY

2008年9月2日

天職力と転職力

日本の雇用形態は終身雇用制が崩壊され、欧米並みに転職が多くなってきた。つまり「会社人間」や「仕事人間」の観点が崩れてしまい仕事をすることは、プライベート重視となっていくことになっていき、「個」が強くなっているように思えてならない。 さて本書は転職を行う、天職につくにあたりどのような力が必要なのか、どうやって身に付くのかということが書かれている。転職をしようとする人でも社会人1年目の人にもそのような […]

「不利益分配」社会

田中角栄時代から地方へのバラマキ政治が始まった。しかし現在日本の赤字国債の累積残高が850兆円となった。このままでは日本が破たんしてしまうし、バラマキもほとんどできない状態となった。 そこで国民への負担をどこまで分配できるかという「不利益分配」政治というのが橋本龍太郎内閣以後の課題となり小泉内閣以降はそれが顕著に表れたといってもいい。 さて本書ではそれだけではなく現在の日本の政治の在り方についても […]

自民党の終焉

角川SSC新書が創刊した記念すべき1冊目が本書である。本書は昨年の参院選の結果から自民党の終焉が来るのではないか、民主党の政権交代があるのではないかと予想している。しかし現実は本書の予想とは外れてしまったことは皮肉と言えよう。 参院選の後には自・民の大連立構想があり小沢代表の辞任騒動により民主党の信頼が失墜してしまい、求心力を低下してしまった。さらには揮発油税暫定税率問題でも攻めきれずとうとう会期 […]