DAY

2009年6月28日

心の平和

チベット仏教の最高指導者であり、チベット仏教の繁栄、そしてチベット問題の惨状を訴えながら平和を願ってやまないダライ・ラマ14世猊下の一冊である。猊下自身の「心」の在り方について書かれている。目次に入る前には様々な風景をバックに珠玉の一言がちりばめられている。 「なぜ、苦しみは生まれるのか?」 「幸せ」とは何か。 「苦しみ」とは何か。 人それぞれ違うし、様々なものがあるため一概にこれとは言えない。 […]

ベストセラーだって面白い

ベストセラーというのはあまり面白い作品が多い。タイトルのインパクトは強いものの中身が伴っておらず、「買って損した」ということが何度もあった。しかしベストセラーでもたまに「当たり」と言えるほど面白いものもあるため、内容はピンからキリまであるが、どちらかというとキリの方が多いように思えるのは私だけであろうか。 本書はそんなベストセラーの面白さについて2001年から朝日新聞で連載を行っていた「ベストセラ […]