結果は以下の通り。(「F1通信」より)
結果から見たらアロンソの完全勝利、今期3勝目獲得ですが、スタートダッシュでバトンに抜かれてラップリーダーを奪われましたが、ピットストップあたりで見事に逆転し、ポール・トゥ・ウィンとなりました。ピットストップ後はテール・トゥ・ノーズとなり、いつ抜かれるかわからない状態でしたが、フェラーリのお膝元で勝つこと、そしてチャンピオン争いに残るという確固たる執念がバトンのオーバーテイクを封じたのかもしれません。
トップ3は予選の順位と変わらなかったのですが、さっきも行ったとおりスタートでは色々とありました。バトンがアロンソをオーバーテイクしただけではなく、ハミルトンがマッサをオーバーテイク使用としたものの、右フロントタイヤがぶつかってしまい、操縦不能になり、結局1周もできないままリタイアとなってしまいました。
ウェーバーはスタートダッシュこそ失敗しながらも6位フィニッシュ。ハミルトンはノーポイントのため、ランキングでウェーバーが再びトップに躍り出ました。
ヴェッテルは4位フィニッシュ、ここ最近のミスは鳴りを潜め、堅実的な走りを見せてくれました。
今回で今シーズンのヨーロッパラウンドは終わり、いよいよチャンピオン争いはクライマックスを迎えます。
次戦は2週間後、シンガポール・マリーナベイ!!
日本勢は可夢偉はスタート前にギアボックスにトラブルが見つかり、ピットスタートを余儀なくされましたが、結局直らずリタイア。
左近は19位フィニッシュでしたが、ピットストップ中にメカニックを轢いてしまうというミスを犯してしまいました。