1万人市場調査で読み解く ツイッター社会進化論

本書はtwitterの市場を読み解きながらtwitterが社会に関してどのような変化を及ぼしたのか、について考察を行っている。

日々のつぶやきをはじめ、ニュースや広告など、twitterは多岐にわたって活躍を遂げてきた。とりわけ大きい者では東日本大震災での救援物資や安否確認、そして救助などが挙げられる。その一方でデマや嘘情報など「玉石混淆」とも言えるのだが…。

とはいえウェブをはじめ、「情報」や「コミュニティ」など社会に密接する様々な分野に革命をもたらしたのは間違いない。「140字以内」という短い情報を発信する事によってわかりやすく単純な情報が手に入るだけではなく、「制約」の中で色々な想像力が生まれることができる。アイデアもあればtwitterを使って小説を流す方もいる。

またtwitterを使うユーザーは私たちのような世代ばかりではない。会社で公的に利用する人もいれば、国会議員がアピールや主張の場に使うこともある。本当の意味で「様々」な用途に使うことができる「ツール」である。

ウェブは私たちの想像を超えたスピードで進化をしていく。つい10年ほど前までは全くと言っても思いつかなかったものが現実に出てきている。twitterはそれを具現化したものの1つと言える。

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